【ムエタイオープン】壱・センチャイジム、タイ元ランカーに完封勝利！石川直樹は蒔・センチャイジムを下す

2024/08/24（土）UP
（最終更新：2024/08/24 22:08）

▼第8試合　”挑戦” 55kg 3分3R 肘あり
●蒔・センチャイジム （センチャイムエタイジム）
判定0-3　※27-30×2、28-29
〇石川直樹（キックフルジム/ISKAフライ級王者）

　蒔・センチャイジムは、今年6月のKNOCK OUTで田中頌大から勝利を収めた選手。石川は元新日本キックフライ級王者で、スックワンキントーン初代スーパーフライ級＆初代JKAフライ級チャンピオンの3冠王で、首相撲からのヒザ蹴りやヒジ打ちを得意としている。

　1R、蒔は左ミドルキックをヒット。さらに素早い左ジャブを何度も入れていく。石川は前蹴り、右カーフキックで崩しにかかる。だが蒔は、右のパンチをヒットするなど、速い攻撃で追い込むシーンもあった。

　2R、蒔は素早い攻撃で崩しにかかるが、石川は前蹴りで弾き、右カーフキックを何度も蹴り続ける。カーフキックが効いたのか、足が流れてしまう蒔。石川はカーフキックを狙いつつ、ハイキックやパンチなど多彩に攻めて翻弄した。

　3R、蒔は前へ出てパンチ勝負。これをディフェンスする石川は、右カーフキックをヒットする。劣勢になる蒔だが、足を痛めながらもパンチ勝負。石川は首相撲に捕まえてヒザ蹴り。蒔もカーフキックを連発するも、試合終了。石川が3-0で勝利した。

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▼第7試合　国際戦 55kg 3分3R 肘あり
〇ルイKMG（クラミツムエタイジム/元スックワンキントンスーパーフライ級王者）
判定3-0　※三者ともに29-28
●ホントン・コー・プラサートジム（タイ/Prasertgym）

　元スック・ワンキントーンスーパーフライ級王者で元S-1日本女子同級王者のルイKMG（クラミツムエタイジム）が、タイのホントン・コープラサートジムを迎える。　ルイは15戦10勝5敗。ホントンは50戦34勝15敗1分。

　1R、ルイは右ミドルキックで攻撃。ホントンは蹴り返し、パンチへ繋げる。ルイはローキックからパンチへ繋げるも、ホントンはハイキックを蹴り返し、パンチへ繋げた。このラウンドは、ややホントンのペースか。

　2R、勝負に出たルイは圧をかけながら、ミドルキックをヒット。ホントンはまたしても受け返しの蹴りを放つ。だが、さらにルイはさらに蹴り返し優勢に立つなど、素早い攻防が繰り広げられていく。ルイは蹴りからパンチ連打へ。ホントンは守勢に回るシーンが目立った。

　3R、前へ出るルイは蹴りで追い込むと、ホントンの受け返しの蹴りを抱えて転倒させる。勢いに乗るルイは、パンチから蹴りのコンビ。ホントンも蹴り返しの意地を見せるが、再びルイが蹴り足を掴んで転倒させた。判定は3-0でルイが勝利をものにした。

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