【ROAD TO UFC】本野美樹、起死回生のギロチンもシャオツァンに判定負け、決勝進出逃す
8月24日(日本時間)に米国ラスベガスにて開催された『ROAD TO UFC シーズン3 エピソード5・6』の女子ストロー級準決勝にて、元DEEP JEWELSストロー級暫定王者・本野美樹(30=AACC)がフォン・シャオツァン(22=中国)に判定3-0(30-27、29-28×2)で敗北。終盤にギロチンチョークを狙う反撃も、相手の打撃に苦戦し決勝進出を逃した。
本野は柔道をバックボーンとし、極めの強さを武器に20年にDEEP JEWELSストロー級暫定王者に。しかし21年伊澤星花に敗れて同王座を失った。その後は連勝を続けるも、昨年10月、中国でシャオツァンに一本負けした。
今回のトーナメント1回戦は相手選手が計量失敗で不戦勝。初戦でTKO勝利に圧倒的な強さを見せつけたシャオツァンへの雪辱に燃えている。
1R、長身のシャオツァンは中央を取りながら圧力。中盤、本野は蹴り足をキャッチしシャオツァンを倒すと、シャオツァンは下から本野の顔面へ蹴り上げ、反則行為としてシャオツァンに注意が与えられる。強い圧力で前進するシャオツァン、伸びるパンチやローをコツコツと当て、組みつきたい本野を懐に入らせない。
2R、手足の長いシャオツァンのパンチやローを被弾する本野。組みついて自分の展開を作りたい本野だが、シャオツァンの圧力に前へ出られない。終盤、本野がタックルに行くも腰が重いシャオツァンを崩すことはできない。
3R、勝負に行く本野、シャオツァンのパンチを被弾しながらも前進。そして遂に組みつき大外刈りからテイクダウン。トップからパウンドを落とすが、シャオツァンはすぐに立ち上がる。再びスタンド展開、長いジャブとワンツーで圧力をかけ続けるシャオツァン、残り1分、本野がシングルからテイクダウンに成功。残り数秒、本野は起死回生のギロチンチョーク!一発逆転の勝負をかけたが、極め切れず。
判定3-0でシャオツァンが勝利し決勝進出。本野は最後のギロチンで反撃のムーブを見せたが、終始、シャオツァンのスタンド打撃に苦戦した。
WME-IMG
『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード5&6』
2024年8月24日(日本時間)米国ラスベガス/UFC APEX
▼女子ストロー級準決勝
○フォン・シャオツァン(中国)
判定3-0 ※30-27、29-28×2
●本野美樹(AACC)
※シャオツァンが決勝進出
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