衝撃ハイキックKOでPFL新王者に!ちょうど3年前、兄も同じ技でUFC王者に戴冠!「完全に同じ」比較映像が話題
8月21日(現地時間)、米国フロリダ州で行われたMMAイベント『PFL 2025 Finals』では[World Tournament ミドル級決勝]が行われ、元UFC王者レオン・エドワーズの実弟ファビアン・エドワーズ(英)が3R左ハイキックで一撃KO勝利。2025年同級王者となった。
まさにこの左ハイキックで、兄レオンもまた、ちょうど3年前の22年8月20日にKO勝利しUFC王者になっており、この比較映像が「コピーのようだ」と話題になっている。
【フォト・動画】兄と弟「完全に同じ」技でKO勝利!その比較映像
ファビアンは現在32歳で、レオンとは1つ違いの兄弟。幼少時にジャマイカから英国に移住し、2人がローティーンの頃に父親が射殺された。とくに兄は荒んだ少年期を過ごしたが、MMAに出会い、2人で共に汗を流してきた。兄レオンはUFCで、弟ファビアンはベラトールやPFLで活躍してきた。
兄レオンは22年8月20日、当時のウェルター級絶対王者カマル・ウスマンに挑戦。劣勢の中、残り1分で左ハイキックによる失神KO勝利という大逆転劇を演じた。
それからちょうど3年後の8月21日、ファビアンはこの1年をかけて勝ち上がった[ミドル級トーナメント決勝]に臨んだ。
PFLでは“シーズン制”を採用しており、各階級で毎年トーナメントが行われ、その年ごとの王者が決定する。
決勝の相手は、プロMMA11勝1敗の戦績を持つダルトン・ロスタ(米)だった。
試合はサウスポーのファビアンが左の蹴りを主体に攻めるが、ボクシングとレスリングをバックボーンに持つロスタがパンチからのテイクダウンを狙う。2Rまではロスタがリードしていた。
迎えた3R、ファビアンは左ロー、前蹴りを出すと相手がケージ際に下がる。するとファビアンが左ハイキック一閃!相手はバタリと倒れ、パウンドを繰り出すファビアンをレフェリーが止めた。見事ファビアンがトーナメントを制し、2025年度王者となった。
兄レオンがケージ内に飛び込み、2人で抱き合って喜び合う。ファビアンはマイクで「3年前の今日と同じだ!神様って不思議なことをするんだな」と3年越しの偶然を喜び、「このヘッドショットはジムでも試していたんだ、ドンピシャでうまくいったよ」と兄と共に練習していた技であることを明かした。
この兄弟の3年越しの左ハイキックは比較動画が作られ話題に。コメントでは「まるでデジャブを見ているようだ」「(※右パンチからの)同じフェイントからのKOか!」「これは映画の台本に違いない」と驚きと賞賛が並んだ。
優勝者には賞金50万ドルが贈られる。ファビアンはその賞金で、兄レオンと共に貧民街の子どもたちが練習できるMMAジムを建設したいと、試合前に地元誌へ語っていた。
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