【UFC】ONE二階級制覇デ・リダーが逆転TKO負け!寝技で攻めるも疲労困憊、続行不能に
10月19日(日本時間)カナダ・バンクーバー ロジャーズ・アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・バンクーバー:デ・リダーvs. アレン』のミドル級 マッチにて、同級4位のライニアー・デ・リダー(35=オランダ)が同級9位のブレンダン・アレン(29=米国)に4R TKO負け。UFC全勝記録が4でストップした。
デ・リダーは元ONE2階級(ミドル&ライトヘビー)制覇王者。昨年11月のUFCデビュー3連続フィニッシュすると、今年7月の前戦で元王者のロバート・ウィテカーとの激闘を制し、4戦全勝を飾った。当初、デ・リダーは同級6位のアンソニー・ヘルナンデスと対戦する予定だったが、ヘルナンデスが負傷欠場。代役で同級9位のアレンと対戦することとなった。
1R、序盤から組みの展開。双差しされたデ・リダーだが、払腰でテイクダウン。すぐにマウント、バックから4の字ロックでコントロール。デ・リダーはチョークを狙いながらパンチを顔面に落とす。
2Rもデ・リダーが組みの展開で猛攻するが、アレンはしぶとく粘る。終盤、デ・リダーが下になると、アレンが上からヒジやパウンドを落とす。
3R、攻め続けるデ・リダーだが、UFCでは一本負けが一度もないアレンは凌ぎ続ける。攻め続けたのが、裏目に出たか、デ・リダーは終盤に失速、アレンのパウンドを被弾する。
4R、疲労の色が隠せないデ・リダー、アレンがすぐに持ち上げテイクダウン。疲労で力が出ないのは明らかだ。デ・リダーは下から動くも、アレンに潰される。
インターバル中、椅子に座ったまま、うなだれるデ・リダー。心が折れたか、レフェリーがストップした。
WME-IMG
『UFCファイトナイト・バンクーバー:デ・リダーvs. アレン』
2025年10月19日(日本時間)カナダ・バンクーバー ロジャーズ・アリー
▼ミドル級 マッチ
●ライニアー・デ・リダー(オランダ)
TKO 4R終了時点 ※レフェリーストップ
○ブレンダン・アレン(米国)
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