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【DEEP JEWELS】空手世界女王・月井隼南、まさかの反則負け！SAAYAはグラウンドで優位も不完全燃焼の勝利

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2025/09/07（日）UP

下から蹴りを放つ月井

DEEP事務局『DEEP JEWELS 50』
2025年9月7日（日）東京・ニューピアホール

▼第7試合　DEEP JEWELS 50kg以下 5分2R
●月井隼南（FIGHTER’S FLOW）
反則　1R 3分36秒　※グラウンド状態での顔面への蹴り
〇SAAYA（フリー）

【フォト】まさかの反則、顔面蹴り！目がふさがりドクターチェックを受ける姿も

　月井は、日本とフィリピンのハーフで五輪競技にもなった世界空手連盟（日本は全空連が加盟）で活躍。空手日本代表からフィリピン代表への移籍を経て、19年東南アジア競技大会の女子組手50kg級で金メダルを獲得。22年7月に『ワールドゲームズ2022』の空手女子組手50kg級で金メダルを獲得した。
　空手現役世界王者として臨んだMMAデビュー戦ではチョークで一本勝ちを収めるも、続く2戦目ではケイト・ロータスに一本負けを喫した。

　対するSAAYAは2勝3敗。24年11月には堀井かりんに一本勝利も、今年は2戦2敗とまだ勝ち星がない。

　試合は1R、開始直後にパンチから組み付いていったSAAYA。首投げでテイクダウンするとそのままバックへ。月井は向き直って立ち上がるが、SAAYAはしつこく組み付いて再びテイクダウン、上からパウンドを落とす。

　月井は突き放そうとするが、下からの蹴りがSAAYAの顔面に入ってしまう。グラウンド状態の顔面への蹴りは反則のため試合がストップ、ドクターチェックが入る。キックが入ったSAAYAの左目はふさがっている。

　しばらくの中断の後、試合終了のゴング。協議の結果、月井は反則行為による失格となった。連敗脱出を果たしたSAAYAだが、グラウンドで優位に試合を進めていただけに、不完全燃焼の勝利となった。

※全試合結果はこちら

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