【K-1】中澤、左右田との性格の合わなさが闘志に直結
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』のスーパーファイトで、左右田泰臣(29=K-1ジム・シルバーウルフ)と対戦するKrush-65kg王者・中澤純(28=TEAM Aimhigh)のコメントが主催者を通じて届いた。
K-1初参戦となった昨年11月の大和哲也戦は、左フックで1RKO負けという結果に終わったが「真剣勝負の、竹刀じゃなくて本当の斬り合いを8オンスのグローブを着けてやっていれば、どっちが勝つかなんて本当にワンミスで転がっちゃうんで」と、一発KOとはいえ大きく差がある試合ではなかったと分析。
気持ちの面でも緩んでいた部分があった。「凄く自信があって、何だかんだ勝てるだろうなって思ってたんですよね。でもそれが慢心になっちゃって、ちょっと不安があった方が自分は燃えるんだなと思いました」と冷静に振り返る。
「上になると人間は余裕ぶっこきますからね、それこそ前回の左右田は僕に対してそういう気持ちがあったと思います」と今回の対戦相手の左右田に対し言及する。
左右田とは昨年8月にKrushのタイトルマッチで延長の末2-1での辛勝。「僕も試合が終わった後に再戦しようと言いました。でも次はしっかりと白黒はっきりつけて終わらせてやりますよ、マジで。今回は完全にぶっ倒してやろうと思っています」と再戦に並々ならぬ意欲を燃やす。
「大和哲也は『格闘技は試し合いの場なんで』と言うじゃないですか。そういうことを聞いちゃうと、こいつは良いやつなんだなと思っちゃう。そうなるとぶっ倒してやるって気持ちが生まれてこなくて、無理矢理気持ちを持っていこうとしたら、それが出来なかった」と、前回の慢心も分析済みだ。
しかし「左右田泰臣という人間に関しては、自分でマインドコントロールしなくても、勝手にぶっ倒してやるって気持ちになるから試合までの練習が楽しみです」と、人間的な相性の悪さが闘志に直結している。
中澤にとって2017年は公約通りにKrushチャンピオンになり、マセラティも購入、さらにK-1出場と色々なものが叶った1年だったという。
「ただ2017年の反省点は、K-1“出場”を目標にしちゃったことなんですよね。きっとそれが大和戦の敗戦にもつながったと思うし、2018年はK-1チャンピオンになることを新しい目標にしました」と今年の目標を語る。
「俺がこう言うとみんな『何言ってんだよ?』って笑うと思うけど、俺は去年の目標を実現しているわけです。だから笑いたいやつは笑えばいいし、馬鹿にしたいやつは馬鹿にしとけって。その第一歩が3月の『K’FESTA.1』で、まずはアイツ(左右田)を完膚なきまでに叩き潰しますよ」と、目標の第一歩として左右田への完全勝利を公約した。
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