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【RIZIN】第二のボブチャンチン候補が初参戦「ミルコに挑戦状を叩きつける」

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2018/04/06(金)UP

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ホーゼンストライク(左)vsコヴァレフ(右)のヘビー級新鋭対決が決定

 5月6日(日)マリンメッセ福岡で開催される『RIZIN.10』の追加対戦カードが、4月5日(木)都内で行われた記者会見で発表された。

 ヘビー級(120.0kg以下)の試合でジョルジーニョ・ホーゼンストライク(30=スリナム)vsアンドレイ・コヴァレフ(24=ウクライナ)が決定。両選手とも今回が初来日となる。

 コヴァレフは2015年にプロデビューしてから2年間で9戦を行い全勝。8戦目ではローカルプロモーションの『MMA Pro Ukraine』のヘビー級王座に挑戦し、王座を奪取している。2017年8月の初防衛戦でも勝利。KO率は約80%と高く、長いリーチを生かした打撃を得意とする。ファイトスタイルは超アグレッシブで、ヘビー級とは思えないほど多彩な蹴り技も多用するという。身長190㎝、体重112kg。

今年の大みそかに決定しているミルコ・クロコップの引退試合。その相手を決める戦いのひとつとなる

 そのコヴァレフは「日本のRIZINという舞台で試合が出来ることを非常に光栄に思います。過去に日本で活躍した同胞、ウクライナの英雄イゴール・ボブチャンチンに恥じないよう戦います。ウクライナ人ファイターに引き継がれる伝統に従い、いかに早く、いかに効率的に敵を倒すかを追求し、その戦いぶりを日本の皆さんにお見せしたい。私より身長が20cm低く、体重も10kg軽かったにも関わらず、イゴールは大きな相手に挑み、日本のファンに受け入れられました。私も彼のそのスピリットを受け継ぐものとして、ハードパンチャーのジャルジーニョに真っ向から立ち向かいます。彼を倒し、ミルコに挑戦状を叩きつけます」と威勢のいいコメントを寄せた。

 ボブチャンチンはPRIDEやK-1で人気を博したウクライナ人選手で、ロシアンフックと呼ばれる独特の軌道を描くパンチでKOを積み重ねた。特にPRIDEでは1998年10月から2005年8月の長きにわたってエース級の活躍を見せ、日本のファンから愛された。コヴァレフは第二のボブチャンチンを目指す。

 対するホーゼンストライクはキックボクシング出身で、キック時代の戦績は62勝(52KO)6敗2無効試合。世界タイトルは7度獲得。MMA(総合格闘技)経験はまだ4戦だが、いずれもKOしている。また、プロファイターとして活動する一方で、スリナムにある貧困街の若者の健全な育成活動を行い、少年たちに無償でジムを開放。自らレッスンを行っている。身長188㎝、体重113kg。

「ジョルジーニョ・ホーゼンストライク」の名前を噛まずに読めた高田統括本部長はどや顔

 ホーゼンストライクは「私の母国スリナムを代表して日本のリングに立てることを誇りに思うと共にこの機会を与えてくれたRIZINに感謝したい。私はオランダで10年以上格闘技を通して恵まれない子供たちに希望を与えてきた。そして今回の様な大きなチャンスをもらえた。だから絶対に負けるわけにはいかない。私のパンチは強力だ。数々の男たちを倒してきたパンチには自信がある。それをみんなは福岡で目の当たりにすることでしょう」とメッセージを寄せた。

 会見に出席した高田延彦RIZIN統括本部長は「これからも積極的に1イベント2試合くらいの外国人ヘビー級のカードを提供していきたい。この2人はアグレッシブでお互い打撃系。とんでもなく弾ける試合、スキルの高い試合になったら、ミルコの最後の試合の相手候補に挙がる可能性がないとは言えない。ミルコの視覚に入ると思う。かみ合う激しい試合になると思うので、ミルコのラストマッチの相手が誰になるのかと合わせて注目してもらいたい」と話した。

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・ミルコが2018年大みそかに引退、日本であと3試合

・ミルコの次戦は7・29さいたま、ヒョードルとの再戦も「可能性はゼロではない」

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