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【NKB】ミドル級王者対決へ向け西村清吾「他団体王者との対戦を熱望していた」

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2018/04/11(水)UP

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田村(右)との3度目の対決を制し悲願の王座奪取を果たした西村(左)

 4月21日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『闘魂シリーズ vol.2』のメインイベントで、MA日本キックボクシング連盟ミドル級王者・井原浩之(34=Studio-K)と「王者対決」を行うNKBミドル級王者・西村清吾(39=TEAM.KOK)のコメントが主催者を通じて届いた。
 
 西村は2015年2月、35歳でのデビュー以来5戦負けなしの快進撃。その後、田村聖と3戦し、1戦目は引き分け、2度目の対戦である昨年4月の王座決定戦で判定負けしたが、9月に田村の持つベルトに挑み、王座を奪取した。
 
「2月のタイトル戦で負けてしまい、肉体的にも精神的にもダメージを追いましたが、そこでの敗戦をバネに9月のタイトル戦でベルトを巻く事が出来ました。僕の周りのみんなは自分の事の様に喜んでくれました。あの日はみんなお祭り騒ぎだったみたいです」と、激闘の末にベルトを勝ち取り周囲も祝福の嵐だったという。

ベルトを巻き、セコンドの梅野源治(右)に祝福される西村

 そして今回、王者となって迎える最初の相手はMA日本ミドル級王者・井原だ。井原は昨年4月INNOVATIONウェルター級王者・門田哲博に判定2-0で惜敗するも、5月にMA日本ミドル級王座決定戦でyama刃を下して念願のタイトル獲得を果たした。
 
 王者対決となる事について西村は「戦うのであれば強い選手、他団体のチャンピオンとの対戦を熱望していたのでとても嬉しいです。井原選手は戦績もキャリアも自分の倍以上あり、物凄い強豪だと聞かされています。自分がどこまで通用するのか試せますし、自分の現在を知れる絶好の機会だと思います」と、井原との試合にやる気満々。

INNOVATION王者を追い込む井原(左)

 また、自らの39歳という年齢をどう捉えているか、という質問には「最近、時間の許す合間にジムで自分のクラス的な事をしているのですが(参加するのは)若い子供から中年の方々まで様々です。やはり若さっていうのは、それだけでものすごい武器ですよね。

 ほんと39年もフルで動いている僕の身体はなかなか痛んでますね。キャブ車とインジェクション車の違いくらいベースのスペックは違いますが、キャブ車もちゃんとセッティングすれば、まだまだ走りますからね。ちゃんと暖機して最大限まで引き出してあげれば、まだまだいきますよ。焼き付かなければ(笑)」と車に例えて答え、冗談を交えながら意気込みを語った。

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