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【ボクシング】サルダール「全ては計画どおり」、谷口「はぐらかされた感覚」

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2019/02/27(水)UP

谷口のボディ攻撃は想定内だと語ったサルダール


 2月26日(水)、東京・水道橋の後楽園ホールで行われたWBO世界ミニマム級タイトルマッチとして王者ビック・サルダール(28=フィリピン)に同級2位でWBOアジアパシフィック・ミニマム級王者でもある谷口将隆(25=ワタナベ)が挑んだ試合は、3-0の判定で王者が初防衛となった。採点内容も118-110が1者、117-111が2者でサルダールを支持。お互いダウンの無い展開だったが王者の試合の上手さで差をつけたと言える。

初防衛したサルダールは試合後

「私のほうが彼をコントロールしたが、谷口もいいボクサーだった。半分以上の確率で、彼はボディを攻めてくると思ったので、実際にそう来られたことも想定内だった」とボディへの対策をして来たことを述べ、試合内容については「全ては自分の計画通りに進んだ。内容は大変満足している。10ラウンド目に当てた右は手ごたえがあった。この王座を長く防衛していきたい」とコメントした。

一方、敗北した谷口は

王者に対し「また勝てる余地はあると思いたい」とコメントした谷口


「はぐらかされたような感覚。王者にのらりくらりポイントを取られた。当ててはいたが、もらっていたので何より引き出しの差で負けたと思った。やっぱり世界チャンピオンは強い。もっと行けると思ったけど最初は甘かった。最初はアウトボクシングしたら相手の土俵で、5回からは前進したが、もう一歩踏み込みきれず、後半ははぐらかされた」と悔やんだ。

 今後については「今の自分に何が足りないか、すぐには頭に浮かばないので少し休んでまた頑張りたい。自分が世界王座に挑むレベルではなかったので土台をつくっていきたい。(サルダールに負けたが)また勝てる余地はあると思いたい」とコメントした。

 控え室に現れた谷口とワタナベジム同期のWBAライトフライ級スーパー王者 京口紘人が現れ「何年経ってもいいからベルト巻こう。井上さん(トレーナー)男にしないと。説教たれるのもなんだけど、練習した成果が出ていて良かった。良かったところをもっと伸ばして行こう」と励ました。

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