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【ボクシング】山中、八重樫、揃って世界タイトル防衛

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2013/08/12(月)UP

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帝拳プロモーション
「The REAL WORLD PREMIUM BOXING 18」
2013年8月12日(月)東京・大田区総合体育館 

▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 3分12R
○山中慎介(帝拳ジム/WBC世界バンタム級王者)
KO 1R2分40秒
●ホセ・ニエベス(プエルトリコ/挑戦者・WBC世界バンタム級8位)

 これまで3度の防衛戦で元世界チャンピオン相手に勝利し、神の左で2連続KOを重ねる山中。ニエベスもまた3連続KO中である。

 1R、お互いサウスポーの構えから山中は距離を詰めていき右のジャブを放つ。ニエベスは下がりながら右フックが得意な選手。様子を伺いながらニエベスも右のジャブを打ち、山中の顔に触れる。

 後半、ボディへの左ストレートからの右ボディブローがニエベスにヒット、そこからニエベスが距離をとろうとするも間合いを詰め、力強い左を立て続けに出し、3発目の左がニエベスの顔面にクリーンヒット。ニエベスはコーナーまで吹っ飛び、尻餅をついてダウン。戦意を喪失した表情のニエベスをレフリーが見てカウント途中で試合をストップし、山中が4度目の防衛に成功した。

 試合後、リング上で山中は「もう少しやりたかったんですが、左が当たったので終わりました。亀田君、統一戦をやって日本を盛り上げましょう」とアピールした。世界バンタム級はWBCはこの山中だが、WBAは亀田興毅、WBOは亀田和毅と、3団体で日本人が王者となっている。山中は、この神の左で真のバンタム級世界一をターゲットにした。


 


▼WBC世界フライ級タイトルマッチ 3分12R
○八重樫東(やえがし・あきら/大橋ジム/WBC世界フライ級王者)
判定3-0 ※115-111、116-110、116-110
●オスカル・ブランケット(メキシコ/挑戦者・WBC世界フライ級11位)
※八重樫が初防衛に成功。

 初防衛戦の八重樫。KO率70%を誇るハードパンチャーのブランケットは、1Rからプレッシャーをかけ間合いを詰めパンチを出してくる。それを八重樫はステップをうまく使い攻撃を当てさせない。

 試合は5Rに展開を見せる。八重樫がボディへ攻撃を集中すると、ブランケットはダメージからか嫌な表情を浮かべ若干動きが止まった。

 ここぞとばかり、6Rには八重樫が続けてボディへ攻撃を集中させるとダメージでブランケットは退がり始め、ブランケットがダウンしたかと思いきやローブロー(金的)のアピール。八重樫に注意が与えられる。試合再開後も八重樫はボディに攻撃を集中させるが、嫌がるブランケットはクリンチをして打たせない。

 8R、八重樫はボディを攻めるがまたもやローブローでレフリーから減点1が与えられる。ここで八重樫、さらに積極的に前に出て攻め始める。相手のジャブを顔に受けても前に出て打ち合いに挑み、八重樫の左アッパーでブランケットがぐらつく。ブランケットが持ち直すも、残り10秒でブランケットの左アッパーに八重樫は左フックをクリーンヒットさせる。ブランケットは大きくぐらつき、ダウン。その後すぐにゴング。

 最終の12Rまで残り4R。ダウンを奪われ、ポイントで劣勢のブランケットは積極的に攻めていくも、八重樫の巧みなステップとガードにかわされる。打ち合いになればブランケットは左フック、八重樫は右ストレートをヒットさせるがお互いダメージはなく、最終12Rまで戦い判定3-0で八重樫が初防衛に成功した。


 


▼56.7契約kg 3分10R
○長谷川穂積(真正ジム/元WBC世界バンタム級・世界フェザー級王者)
TKO 1R2分32秒
●ヘナロ・カマルゴ(メキシコ/メキシコスーパーバンタム級王者)

 3階級制覇を目指す長谷川の相手は、ボクシング王国メキシコのスーパーバンタム級王者。これに勝てば世界スーパーバンタム級世界タイトルに挑戦できる。その前哨戦にはふさわしい相手だ。

 1R サウスポーでジリジリ前に出る長谷川、相手は42勝32KOというハードパンチャー。上半身を左右に揺らしながらワンツーを長谷川に放つ。長谷川も積極的にワンツーを顔面とボディに打ち分ける。右でボディへジャブを打つと相手の右フックが長谷川を狙う。それに長谷川が左フックを合わせるとクロスカウンターとなり、カマルゴがダウン。

 再開後、カマルゴの左フックに長谷川も左フックのカウンターを合わせ、一瞬速かった長谷川がまたもやダウンを奪い、ほとんど相手にパンチを当てさせず、1R2分32秒でKO勝利した。

 試合後のコメントでは三階級制覇に向けて、「気持ちはやりたいです。今日はたまたま噛み合っただけかもしれないが、世界で(世界戦に挑戦者として挑んで)実力が分かればいいと思っている」と答えた。

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