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【ボクシング】山中、連続KOは逃すも3度ダウン奪いV7

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2014/10/22(水)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

▲世界王座の連続KO防衛日本タイ記録はならなかったが、山中がタフな挑戦者から3度のダウンを奪って防衛に成功

帝拳ジム
「The REAL ワールドプレミアムボクシングVol.20」
2014年10月22日(水)東京・国立代々木競技場第二体育館

▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 
○山中慎介(帝拳/WBC世界バンタム級王者)
判定3-0
●スリヤン・ソールンビサイ(タイ/WBC同級1位、元WBCスーパーフライ級王者/挑戦者)
※山中が7度目の防衛に成功。

 王者・山中と同級1位の挑戦者スリヤンのWBC世界バンタム級タイトルマッチは、山中が合計3度のダウンを奪って判定勝ち。具志堅用高の持つ世界戦6連続KO勝利の日本記録と肩を並べることは出来なかったが、最強の挑戦者を退けて7度目の防衛に成功した。

 1Rからスリヤンは飛び込んでの速い右ストレートを連発、山中が被弾する場面もあり、4Rまでの採点ではスリヤンがリードしていた。

 7Rにはスリヤンの右フックで山中の動きが一瞬止まり、スリヤンがインファイトを仕掛けてくるが、山中は左フック、右アッパーからの左フックでついにダウンを奪う。

 形勢逆転した山中は8Rに左ストレート、9Rには左ボディブローでダウンを追加。スリヤンはクリンチから投げるような崩し技を仕掛けたため減点1に。

 逆転を狙うスリヤンはインファイトを仕掛け続け、山中を脅かす場面もあったが、12R終盤には山中が左フックから一気に連打をまとめてダメ押し。タフな挑戦者を退け、世界王座を守った。

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▲粟生(右)はサルガド(左)の長いリーチに苦しみながらも前哨戦を勝利で飾った

▼スペシャルマッチ ライト級 3分10R
○粟生隆寛(帝拳ジム/元WBCフェザー&スーパーフェザー級王者)
判定3-0
●ファン・カルロス・サルガド(メキシコ/元WBA&IBFスーパーフェザー級王者)

 3階級制覇を目指す粟生にとって“世界タイトルマッチ前哨戦”となる今回の試合。対戦相手のサルガドもWBA&IBFで2本のベルトを巻いた男だ。

 序盤から粟生が積極的に手数を出し優勢に試合を進めるが、サルガドの長いリーチから繰り出すパンチに苦戦する場面も。しかし、10R終了間際にラッシュを仕掛けた粟生がダウン寸前に追い込み、判定勝ち。夢の3階級制覇へ一歩前進した。

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