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【パンクラス】元修斗世界王者・上田、ベラトールの強豪に圧勝

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2015/07/05(日)UP

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パンクラス
「PANCRASE 268」
2015年7月5日(日)東京・ディファ有明

▲ノゲイラ(左)に左ハイキックを見舞う上田

▼第10試合 メインイベント バンタム級 5分3R
○上田将勝(パラエストラ東京/第5代修斗フェザー級王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ルイス・ベタオ・ノゲイラ(ブラジル/RENOVACAO FIGHT TEAM/Bellatorシーズン6バンタム級TMT準優勝)

 元修斗世界フェザー級王者・上田がパンクラス初参戦。これまでに佐藤ルミナ、ホイラー・グレイシー、堀口恭司、ジェンス・パルヴァーといったビッグネームから勝利を収めている。今年2月のグランドスラムでビクター・ヘンリーに一本負けを喫し、今回が再起戦となった。対するノゲイラはアメリカのMMA団体「Bellator(ベラトール)」の2012年シーズン6バンタム級トーナメントで準優勝の実績を持つ強豪。

 1R、ノゲイラは強打の左フック、左ハイを当て脅かすが、上田は組み付いてテイクダウン。立ち上がるノゲイラは上田を持ち上げてテイクダウンし返す。

 2R、上田が左ミドル、左ストレートを的確に当て、ノゲイラのパンチにはタックルを合わせる。片足タックルでテイクダウンした上田がノゲイラをバックからコントロールするなど優勢をアピールする。

 3R、上田は左ハイを当ててノゲイラをぐらつかせ、再び組み付いて金網に押し込むとテイクダウンに成功。防御を固めるノゲイラに対し、上田はパウンドを落とすなどグラウンドで優位にコントロールし続ける。

 上田が大差を付けての判定勝ち。この結果を受け、日本vsブラジルの対抗戦は2勝1敗1ノーコンテストとなった。

 


 

▲獅庵(左)をスリーパーで仕留めたディアス(右)

▼第9試合 セミファイナル スーパーフライ級 5分3R
○リルデシ・リマ・ディアス(ブラジル/NALDAO TEAM )
一本 3R 2分43秒 ※チョークスリーパー
●獅庵(しあん/パラエストラ大阪/パンクラス・スーパーフライ級6位)

 獅庵は昨年10月大会で、清水俊一を2RでKOした新鋭で現在の戦績は4勝1敗。対するディアスは18勝の内12のKO勝ち。この階級では珍しく175cmの長身を誇る。

 1Rからディアスはバックスピンキック、右ロー、右ストレートなど長い手足を活かした攻撃で獅庵を寄せ付けない。なかなか入り込めない獅庵だったが、2R、強引に前へ詰めてテイクダウンに成功。

 下のディアスはヒジ・パンチを連打で見舞うと獅庵は顔面から流血。獅庵が上からパウンドを振り回すものの決定打はない。

 3R、疲れの見える獅庵は左右フックを振り回し、ディアスを追い込んで会場を沸かせる。獅庵の片足タックルを潰したディアスがバックに回りこんでスリーパー。これがガッチリ極まり、ディアスが一本勝ちした。

  

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