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【ボクシング】モデルボクサー高野がTKO勝ちで復帰

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2016/10/20(木)UP

高野人母美がTKO勝ちで復帰戦を飾った

協栄ジム
「第376回ガッツファイティング」
2016年10月20日(木)東京・後楽園ホール

▼55.6kg契約 3分6R
○高野人母美(協栄ジム/OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者)
TKO 6R 21秒 ※レフェリーストップ
●ワンダーガール・シットサイトーン(タイ)

 高野は昨年11月の世界タイトル初挑戦で敗れ、6月に予定されていた再起戦は突然の引退宣言とその撤回という騒ぎで中止となり、今回が約1年ぶりの再起戦となる。金平会長からは「負ければもう次は無い」と言い渡され、リングに上がった。

 相手のワンダーガールは今年6月10日、シンガポールでUBOスーパーフェザー級インターコンチネンタル王座決定戦を争い、2RでTKO負けを喫している17歳の選手。戦績は7勝(2KO)2敗。

 1R、リーチに優る高野が左フックをヒット。ワンダーガールも右ストレートを打ち返す。高野はジャブを当てていき、ワンダーガールがワンツーを返してくるとバックステップでかわす。高野の左フックが何度も当たる。

 2R、同時にジャブを出すが、ヒットするのはリーチに優る高野の方。思い切ってフックを振り回すワンダーに高野の左フックがヒットする。ラウンド終了間際、ボディを打ってきたワンダーに高野は左フックを合わせてダウンを奪う。

 3Rはジャブを的確に当てていく高野。ワンダーガールがパンチを伸ばそうと頭を下げて打ってくると、高野はアッパー気味に顔を突き上げる。終盤には左ボディブローを強打。

 4R、ワンダーガールのパンチをかわして打ち返す高野だが、前に出るワンダーガールの圧力に押されたためか急激にペースダウン。肩で大きく息をする場面も。

 5R、高野が左右フックを打てばワンダーガールも打ち合う。よりヒットを奪うのはリーチに優る高野。ジャブを打たれ続けるワンダーガールの左顔面は赤黒く腫れあがっている。

 6R、一気に高野がラッシュを仕掛けてジャブ、ワンツーをヒットさせる。最後は左フックでワンダーガールが大きくグラついたところでレフェリーはストップ。高野がTKO勝ちで復帰戦を飾った。

 高野はマイクを持つと、「自分が引退会見をしてしまってから様々な人たちに迷惑をかけてしまい、今日応援に来てくださった方々、ありがとうございます。自分にとって新しいスタートであり決意表明でもありました。計量の時に1Rで倒したいと言いましたが、こんなに長引いて申し訳ないです。次につなげていきたいです」と挨拶した。

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