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【訃報】五輪2階級「金」柔道家ルスカ氏死去

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2015/02/15(日)UP

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▲柔道引退後はプロレスラーとしても活躍(写真は「週刊ゴング」誌の表紙を飾ったルスカ氏)

 オランダの柔道家ウィレム・ルスカ氏(オランダ)が2月14日未明、死去したことが氏の公式サイトを通じて発表され、地元紙もこれを報じている。死因は不明だが数年前から脳梗塞を患いリハビリ中心の生活を送っていた。享年74歳。

 ルスカ氏は、1972年のミュンヘンオリンピックにて男子無差別級と重量級を制して金メダルを獲得。オリンピックの同一大会で2階級を制覇した唯一の柔道家である。その風貌から“オランダの赤鬼”と日本のマスコミに称された。

 柔道引退後はプロレスラーに転向し、1976年2月6日には「格闘技世界一決定戦」でアントニオ猪木と対戦するなど活躍。また、1976年8月には新日本プロレスのブラジル興行で、イワン・ゴメスとバーリトゥード(UFCなどの総合格闘技の原点となった禁止技がほとんどないブラジル格闘技の試合形式)で戦った。

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