【修斗】内藤のび太と対戦する猿丸が王座奪取に自信
11月29日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『プロフェッショナル修斗公式戦』のメインイベント、修斗世界フライ級チャンピオンシップで対戦する王者・内藤のび太(パラエストラ松戸)と挑戦者・猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜)の試合直前インタビューが、主催者を通して発表された。
7月の初防衛戦では澤田龍人の打撃に苦戦しながらも、4Rに肩固めで一本勝ちした内藤。「あの試合は最初に打撃をもらってぐちゃぐちゃになってしまいました。最後は何とか一本勝ち出来たんですけど、本当にギリギリの試合だったと思います。もしかしたら僕には5Rが合っているかもしれないですね。僕はどうしても瞬発力がないんで短いラウンドより長い方がいいですね」と試合を振り返る。
挑戦者の猿丸については「タックルを切るのが上手くて、打撃が強くて上から殴る」と印象を語り、「練習や対策は立てやすかったですけど、それと試合の難しさは違うと思います。一発がある選手は常に怖いので、そのプレッシャーにどれだけ耐えられるかだと思います」と攻略の糸口を語る。
今回、3試合連続で後楽園大会のメインイベント登場となったが、「別にメインとかあんまり考えないようにしてます。僕には重すぎるので(苦笑)。試合で全力を出して勝ちたいって感じです。僕は変なチャンピオンというか。修斗においてはおかしなチャンピオンで、色んな意見があるし、それが良いのか悪いか分からないですけど……僕はデビューからずっとこれでやってきたんで、今までやってきたことをそのまま出すだけです」と全力投球することを誓った。
対する猿丸は、前戦となった5月の飛鳥拳戦では1RKO勝利したが、ケガを負ったまま試合に臨んでいたという。「実は左足首よりも左手の怪我の方が重傷だったんです。左手の指を脱臼して拳が握れなくて。でもいざ試合の時は左のパンチが一発も当たらなかったので、状態はそのままだったんです。むしろステップしたり踏み込んだりして、左足首の方が悪化しちゃいました。練習が全くできなかったんで1Rで倒す以外は考えてなかったです」。
今回3度目の王座挑戦となり、「今までは減量がキツくて力を出せないまま試合が終わっちゃってたんですよ。でも1年前からそういう部分を見つめ直して、新しいトレーナーと一緒に相談しながらやってきました。そうしたらここ3試合は普段通りの力が試合で出せるようになって、次もそれが出来ると思います」と調整に自信を見せる。
内藤については「寝技が強くてスタミナがある。最後はきっちり極める、いい選手だと思います。僕も相手もスタイルがはっきりしているんで、みんなが想像している試合展開になると思いますよ」という。
「僕は誰と戦いたいとか誰に勝ちたいとかじゃなくてベルトが欲しいんで。絶対にベルトを巻きます」とベルト奪取を固く誓った。
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