【RIZIN】ミルコ、禁止薬物の使用を否定
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』の記者会見が、7月16日(土)都内にて行われた。
今大会から開幕する無差別級トーナメント参戦が決定したミルコ・クロコップ(クロアチア)は「フランクフルトの空港でポケモンGO(ポケモンのゲームアプリ)をやっていて、そのままフォローしたら何と日本に着いていました。そのまま追いかけていたら六本木の交差点で榊原(信行・RIZIN実行委員長)さんにバッタリと会い、『今日、記者会見があるので来ないか?』と誘われ、今ここにいます。私は短パン姿でしたが、榊原さんがスーツ、靴を買ってくれたので会見に来ました。PRIDE時代から榊原さんにはお世話になっていたので断ることはなく、ここに来られて嬉しく思っています」とあいさつ。
過去に2度(2002年4月28日、2006年9月10日)対戦しているヴァンダレイ・シウバがエントリーしていることについては「ポケモンを追いかけてここに来たので対戦相手のことは全く考えていません。これからしっかりと準備して9月からの戦いに備えたい」という。
ミルコは2011年10月に一度UFCを離れて日本のIGFなどに出場していたが、2015年4月にUFC復帰。しかし、同年11月にUSADA(全米アンチドーピング機関)のアンチドーピング・ポリシーに違反していたために出場停止の仮処分を受け、肩の怪我を理由に引退を表明。その後、ミルコは肩の治療のために禁止薬物を使用したと認め、2年間の出場停止処分を受けた。
ミルコのUFCとの契約について質問が飛ぶと、ミルコの通訳を務める代理人の今井賢一氏は「UFCとミルコの契約は正式に解除が完了しています。ミルコがサスペンション(出場停止処分)を科せられたというUSADAからの情報が世界中に回っていると思いますが、このUSADAからミルコに書面が来ました。サンプル3体から違反となるステロイド系は何も検出されなかったということです」と書面を手に説明する。
これを受けて榊原実行委員長は「ミルコはUFCから円満にリリースされています。RIZINはUFCを筆頭に世界中のプロモーションと揉め事を起こす気はないので醜い引き抜きはしません」と話した。
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