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【ONE】3度目の王座防衛へ、青木真也「絶対王者であり続ける」

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2016/11/10(木)UP

ONE世界ライト級タイトルマッチに臨む王者・青木真也(左)と挑戦者エドゥアルド・フォラヤン(右)

 11月11日(金・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアムにて開催される『ONE:DEFENDING HONOR』の前日計量が、10日(木・同)同所で行われた。

 メインイベントのONE世界ライト級タイトルマッチを争う王者・青木真也(Evolve MMA)と挑戦者エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)は、ともに計量クリアー。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

 2013年4月に朴光哲に一本勝ちして第2代王座に就いた青木。その後、カマル・シャロルス(アメリカ)と安藤晃司を下し、2度の王座防衛に成功している。

計量を終え、両選手は対面。青木(左)は鋭い眼光でフォラヤン(右)を睨みつける

 対するフォラヤンはONEの第1回大会から出場する32歳のファイター。散打仕込みの打撃を武器に、1月のONE大会では元ZSTウェルター級王者・山田哲也を破っている。

 青木は「フォラヤン選手の打撃対策は万端です。寝技では彼に勝ち目は無いでしょう」と自信満々。「フォラヤン選手は良いファイターだと思うし、フィリピンではヒーロー的な存在です。それについては尊敬しています。でも、僕はこの試合に絶対王者として臨みますし、今後もそれを続けていくつもりです」と王座防衛を宣言した。

 一方、「アジアのMMAにおいて、青木選手は間違いなくレジェンドの一人です。しかし、僕はレジェンドを倒すことで、自分もその一人になれることを確信しています」と、青木超えに燃えるフォラヤン。

ONE世界フェザー級タイトルマッチで激突する王者マラット・ガフロフ(左)と挑戦者ジャダンバ・ナラントンガラグ(右)

「2011年にONE旗揚げ戦へ出場した時から、生活のすべてをこの日のために捧げて来ました。私はこのチャンスをつかんで王者になります。フィリピン国民の応援とともに、僕が王座に君臨する時が来た」と、悲願の王座獲得を強く誓った。 

 また、セミファイナルのONE世界フェザー級タイトルマッチを争う、王者マラット・ガフロフ(ウクライナ)と挑戦者ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)も、ともに計量をクリアー。

 両選手は昨年11月にONE世界フェザー級王座統一戦で激突。正規王者ナラントンガラグは暫定王者ガフロフにチョークスリーパーで一本負けを喫して王座から陥落した。

向き合って闘志を燃やすガフロフ(左)とナラントンガラグ(右)

 王座奪回を狙うナラントンガラグは、「一度失ったものを再び取り戻すためのチャンスは、すべての人に与えられるわけではないだろう。ガフロフ選手に奪われたベルトを取り返す。それを実現するためにやるべきことを自分はよく分かっている」と闘志を燃やす。

 迎え撃つガフロフは、「自分は格闘家として最高潮を迎えています。そして日々、レベルアップしています。それはナラントンガラグ選手も同じだと思いますが、結果は前回と同じになるでしょう。僕がベルトを失うはずがない」と返り討ちを予告した。

PHOTOS=ONE Championship(C)
 
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