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【新日本キック】世界戦に臨む緑川創「最終章の始まりにしたい」

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2019/03/26(火)UP

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ペットカントン(写真パネルの人物)とWKBA世界王座を争う緑川

 4月14日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『TITANS NEOS 25』の記者会見が、3月22日(金)都内にて行われた。

 同大会のスペシャルメインイベントで、WKBA世界スーパーウェルター級王座決定戦をペットカントン・ポー.ペットシリ(タイ)と争う元日本ウェルター級王者・緑川創(藤本ジム)が会見に出席。

「昨年はラジャのタイトルマッチや日本人対決(日菜太戦)で負けてしまって、どうしても獲りたかったベルトを獲ることが出来ませんでした。自分は32歳で現役もこの先長くないと追うので、勝ってベルトを獲って緑川創の最終章の始まりにしたいと思います。絶対に必ず獲ります」との意気込みを語った。

 キックボクシングの生みの親、新日本キックボクシング協会の前身でもある、日本キックボクシング協会創立者・野口修会長が初の世界王座として設立したWKBA(世界キックボクシング協会)。3月には後輩の勝次が同世界王座に挑んだが、獲得することが出来なかった。

「勝次が負けて悔しい想いがあると同時に、簡単には獲れないベルトだと感じました。でも僕が獲らなかったら何も始まらない。ここで権威あるベルトを必ず獲ってこの先につなげたいと思います」と、この先のためにも必ず獲るとする。

 対戦するペットカントンについては「身長が181cmあってサウスポー。映像も見ました。ヒザ蹴りが得意な選手。僕が最終目標にしているベルト(ラジャダムナンスタジアム王座)のためにも、しっかりこの選手をクリアーしないと先がないのでしっかりした戦いを見せてクリアーしたいと思っています。元々この階級では背が小さい方なので、デビューから大きい選手とやってきているので大きさという面では大丈夫かなと思っています」と、身長差(緑川は171cm)はさほど気にならないという。

「代表にタイトルマッチでメインとして最後を務めさせてもらうことになり、僕もずっとやってきているので、その中でも一番の素晴らしい試合を見せたいとの想いがあります」と、過去最高の試合を見せると誓った。

 また、引退を発表したプロ野球選手イチローについて「僕も高校まで野球をやっていて(メジャーリーグで活躍した田澤純一から高校時代にヒットを打ったこともある)小さい頃から影響を受けた選手なので、あれだけ長い年齢でトップでやっていけるのは凄いことだと思います。僕も今の選手の中では年上の方でベテラン。イチロー選手には全然かないませんが、キックボクシング界でそれくらいになれるようにもっと頑張りたい」と、キック界のイチローを目指すとした。

次ページ:重森陽太、HIROYUKI、斗吾のコメント

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