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【BOM】前人未到の大記録に挑む名高にケンドーコバヤシがエール

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2019/04/11(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

アイドルグループ「夢見るアドレセンス」のリーダー・荻野可鈴、ケンドーコバヤシらと出演した名高(中央)

 4月14日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールにて開催される『The Battle Of Muaythai SEASON 2 vol.1』で、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の名高・エイワスポーツジム(18=エイワスポーツジム)がルンピニースタジアム認定同級王座決定戦に臨む。

 名高は小学生時代からアマチュアジュニア大会で17冠王という”天才ムエタイ少年”。プロ転向後は、2017年4月にWMC世界ピン級王座、今年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界王座(ミニフライ級)を獲得。続けて9月にはIBFムエタイ世界ミニフライ級王座もKOで獲得し、日本人初のIBFムエタイ世界王者となった。

 さらに昨年12月、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級(105ポンド=47.6kg)王座を奪取。日本人として7人目のムエタイ最高峰ラジャダムナン王座に国内史上最年少の17歳で就いた。

 今年2月7日にはタイ・ラジャダムナンスタジアムで試合を行い、3Rに左ストレートでKO勝ち。わずか17日後には『ムエタイオープン』に出場し、LumpineeBoxingStadium of Japan(ルンピニーの日本タイトル)ミニフライ級王座決定戦に臨み、初回KO勝ちで王座を獲得するとともにルンピニー王座挑戦権も獲得。

2月の前哨戦でも1RでKO勝ちしている名高

 当初、名高はルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者サムアンテープ・ポーペッシリー(タイ)に挑戦するはずだったが、サムアンテープがタイでの試合でKO負けしたため30日間の出場停止となり、同王座を返上。それに伴い、名高はタイ7チャンネル(テレビ局が主催するムエタイイベント)のピン級7位にランクインしているシンダム・カフェフォーガ(タイ)と王座決定戦を争うことが決まった。

 もし名高が王座奪取に成功すれば、ムエタイ500年の歴史上、日本人初のルンピニー王者となり、ムエタイの2大殿堂ラジャダムナンとルンピニー両スタジアムにおいて層の厚い軽量級で両王座に就いた初めてのタイ人以外の選手となる。さらに、タイ人以外の外国人選手では史上最年少記録となり、まさに歴史が塗り替えられることになる。

 名高は練習の合間を縫って精力的にメディアにも出演。まずは4月3日、アイドルグループ「夢みるアドレセンス」のリーダー・荻野可鈴(23)が司会をつとめる『~夢アド可鈴の深堀り情報番組!?~ YUMEステーション』(アイドルチャンネルKawaiianTV)に出演。

 名高はチャンピオンベルト4本を引っさげてゲストとして登場し、同番組のレギュラーである『芸能界一の格闘技ファン』として知られる、タレントのケンドーコバヤシ(46)と対面した。

地元である神奈川のテレビ神奈川の番組に出演した名高

「18歳は完成形ではない。これからもっともっと、強くなって欲しい」とエールを送るケンコバに、名高は「頑張ります。日本人の長年の想いを背負って、14日は必ず勝ちます」と高らかに勝利宣言を行った。

 続いて4月9日、タイトルマッチが行われる神奈川・横浜大さん橋ホールにあるTVK(テレビ神奈川)の『猫のひたいほどワイド』に生出演。

「今までルンピニーのタイトルマッチで敗れた先輩たちの気持ちも僕が背負って、必ず日本人初のルンピニー王者、軽量級で初の外国人ラジャ&ルンピニー王者の二冠王になります」と、名高は力強く世紀の一戦をアピールした。

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