【RIZIN】元K-1王者・大雅、強豪フェレイラに過去の栄光捨て「1Rからガンガン行く」
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『RIZIN.15』に参戦する選手たちの個別インタビューが、19日(金)都内で行われた。
第1試合に出場する元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(22=TRY HARD GYM)と、対戦相手のタリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)が出席。
3月10日に開催されたRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 1st Round』において、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)を2度ダウンさせた、攻撃力のある相手を迎えた大雅は、「ガンガンきて大振りする印象。実力もある特徴的な選手」と評した上で「ここで負けているようでは先にすすめないので、しっかり倒したい」とKO決着を望んでいると語った。
2018年2月に契約上の問題から、K-1のタイトルを剥奪された大雅。中国での試合を挟み、2018年9月にRIZINの舞台で日本戦線復帰を果たした。復帰後から今日までを振り返り、「うまくいっていないなと思っている。勝たなきゃが前に出過ぎている」と、心身が一致していない感触を感じているという大雅。今回の試合に向けて、精神面の強化をしてきたと明かし、「今まできれいに戦いすぎていたんで、気合を出して1ラウンドからガンガン行く」と、強打を売りにする相手に真っ向勝負を挑むと語った。
自ら志願して勝ち取った第1試合。大雅は改めて「チャンピオン経験などは全て置いていく」と、過去の栄光を持たず戦う覚悟を語った。
対戦相手のフェレイラはやや緊張した面持ちで会見場に姿を見せた。16歳から、貧しい地元にあったMMAのジムでキックボクシングを始め、そこで認められた結果、Champions Factoryでシュートボクセの練習をする機会を得たのがキャリアの始まりと語った。
今年3月の『RISE WORLD SERIES 1st Round』において、強烈なフックでスアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)を二度ダウンさせたフェレイラ。日本のファンに剛腕の持ち主という印象を刻み込んでいるが、自身では「得意な武器はない。すべて総合的に練習している」と、バランスファイターであると自己分析。倒し方にこだわりはなく「とにかく潰す」と強い言葉でこの一戦にかける意気込みを語った。
対戦相手の大雅を「実績もある優秀な選手」と高く評価した上で、「彼を倒して日本でやっていきたい」と、日本を主戦場の一つにする考えを示したフェレイラ。日本での知名度を上げるため、いい勝ち方をしたいと語った。
事前アンケートに母親の存在を多く記載していたフェレイラ。世界一尊敬し、世界一愛しているという母親に勝利をささげるため、「RIZINでベストの戦いをお見せしたい」と高らかに勝利を宣言した。
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