【K-1】大岩龍矢との一戦に芦澤竜誠が意味深発言「今回で終わってもいい」
6月30日(日)東京・両国国技館にて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』の公開記者会見が、4月25日(木)都内にて行われた。
皇治との対戦を狙う大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の前に芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)が立ちはだかる。
両者は2017年5月『Krush』で対戦しており、その時は大岩が判定2-1で勝利。その後大岩は4連勝を含む6勝(4KO)2敗と好成績を残している。対する芦澤は4勝(1KO)6敗と負け越してはいるものの、2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位の好成績。同年9月にはSNS上で大きな話題となった小澤海斗との因縁の一戦に勝利し、一気にブレイクした。
大岩はこの一戦を「皇治選手を倒すための第一歩。普通にKOで勝って次につなげたい」と、あくまで通過点であると語る。対戦相手の芦澤の印象を「人気・知名度もどんどん上がってきているが、(2017年に)自分がやったときよりも打たれ弱くなっている」と、激戦により蓄積したダメージの影響を指摘した。
対する芦澤は、通過点と語る大岩とは対照的に「もう今回で終わってもいいと思っている」と、目の前の一戦のみを見据えていると語る。「今回の試合でもうお終いだと思って戦う」と続けた芦澤は、その言葉の真意を「後に分かるんじゃないですか」と濁した。
大岩が皇治との対戦を目標としていることに対し、「どう考えても大岩選手が皇治選手とやっても何の話題性もない」とバッサリ。「俺がやったら話題性がある。皇治のためにも俺が勝たないとダメ」と、今後のK-1の盛り上がりも考えた上で、自身の勝利が求められていると語った。
事実上の皇治選手への挑戦者決定戦の様相を示したこの一戦。中村拓己K-1プロデューサーは「内容が一番。機運が高まらなかったらやる意味がない」としながらも、「皇治選手を振り向かせるぐらいの試合(内容)とインパクトを残して勝ってほしい」と両選手にエールを送った。
「勝っても負けても最後だと思ってやる」と、意味深な言葉を残す芦澤だが、「そういう殺気だった時の俺はマジで強い」と、この一戦に対する思いは強い。皇治への挑戦権を手にするのか、唐突な終わりが訪れるのか、この一戦の結末に注目したい。
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