【K-1】レオナ・ペタス、世界を目指す理由は大切な人とのタイムリミット
6月30日(日)東京・両国国技館にて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』の公開記者会見が、4月25日(木)都内にて行われた。
スーパーファイトにおいて注目の日本人対決が実現した。K-1フェザー級王座決定トーナメント準優勝・小宮山工介(32=K-1ジム北斗会館)がレオナ・ペタス(26=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を迎え撃つ。
小宮山は2018年3月の「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」においてスアレック・ルークカムイ、皇治を立て続けに撃破。決勝では武尊にKOで敗れたものの、2019年3月に郷州征宜を撃破し再起に成功し、一線級の実力を証明している。
対するレオナは日本国内では無冠ながら、中国の格闘技イベント「英雄伝説」において2016年にアジアトーナメント制覇。「石の拳」と呼ばれるパンチを武器に、Krushでは2014年に北井智大に判定勝利、大沢文也と引き分け。K-1では2015年に大雅に判定勝利と、国内トップファイターと互角以上の戦いを繰り広げている。
日本人対決を前にレオナは「自分にとって特別に大切な試合。タイムリミットが迫っているので、一刻も早くチャンピオンになる」と意気込みを語った。迫るタイムリミットの意味を聞かれ、レオナは”すごく大切な人”という相手が重い病気にかかっていると明かし、「(その相手が)元気なうちに世界のベルトを取るために世界一の場所へ来た」と、並々ならぬ決意を口にした。
対する小宮山はレオナとの一戦を「非常にワクワクしている」と笑顔を見せながら語る。体格面で勝るレオナとの戦いは間合いの取り合いになると語り、一瞬の攻防で決着がつくだろうと展開を予想してみせた。難敵相手の一戦を迎え、現在の緊張感を心から楽しんでいるようだ。
「Krushのベルトを狙ってきたが、小宮山選手は王座決定トーナメント2位の選手。ここで勝てればチャンピオンが見える。Krush、K-1両方のベルトを獲りたい」と、レオナは国内無冠から一気に二冠獲りを宣言。小宮山も「(オリンピックで注目が集まっている)空手が大好きで、もう僕自身が空手といっても過言ではない。僕が勝てば空手が盛り上がるので、KOで決着をつけたい」と意気込みを語った。
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