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【ボクシング】井上尚弥がWBSS準決勝へ向け順調な調整、連続KOに自信

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2019/05/16(木)UP

いよいよ対戦間近となった井上尚弥(左)とエマヌエル・ロドリゲス

 WBSSの準決勝に駒を進めたWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(26=大橋)が15日(英国時間)、試合直前の記者会見に出席し意気込みを語った。

 井上は18日(土)、SSEハイドロでIBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)と決勝進出をかけ拳を交える。

 8日から現地入りしている井上は「時差ボケも解消した」と順調な調整をアピール。「相手もチャンピオンですから、周りが言うほど軽い試合にはならない」と慎重なコメントを残したが「やることは日本と同じにできてる」と連続KOにも自信を見せた。

昨年10月、70秒KO劇を見せた井上

 一方、IBF王者のロドリゲスは、「イノウエに勝ってトーナメントを勝ち上がるだけ」と強気の姿勢を見せると「順調な調整ができている、勝つために来た」と静かに闘志を燃やした。会見後日本のメディアには答えないナーバスなところも見せたが、順調に仕上がっていることは間違いない。

 無敗同士の世界王者が激突するWBSS準決勝は英国時間3日後にグラスゴーでゴングが鳴る。(植田洋介)

[戦績]

エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)
IBF世界バンタム級王者
19戦19勝(12KO)

井上尚弥(26=大橋)
WBA世界バンタム級王者
17戦17勝(15KO)

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