【ボクシング】5.25伊藤雅雪が2度目の防衛戦、山中慎介が語る強みと注意点とは
WBO世界スーパー・フェザー級王者の伊藤雅雪(28=伴流 27戦25勝13KO1敗1分)が、5月25日(日本時間26日)、アメリカのフロリダ州キシミーで同級7位のジャメル・へリング(33=アメリカ 21戦19勝10KO2敗)を相手に2度目の防衛戦に臨む。
昨年7月にキシミーで戴冠を果たした伊藤にとっては験(げん)のいい場所でのV2戦となるが、挑戦者のへリングは12年ロンドン五輪に出場した実績を持つ長身サウスポーだけに楽観視できないカードといえる。それでも伊藤は「海外で勝つことはスターへの第一歩。世界にアピールしたい」と自信をみせている。
この注目ファイトについて元WBC世界バンタム級王者の山中慎介(36)が決戦に先立ち伊藤の強みと注意点を述べた。
まず、強みは伊藤の「攻めて出る姿勢」であるという。
「最近の世界戦2試合は気持ちが前に出ているので、以前よりも重心が少し前にかかるようになっているんですよ。それがパンチに伝わる力になっているので、重み、威力、強さや凄みに繋がっているんです。前に出ながら繰り出すパンチと下がりながら打つパンチでは体重の乗り方が違いますからね。それに伊藤選手は世界チャンピオンという現状に満足していないし、もっと上に行きたいという思いが見えますね。だからキラキラしているじゃないですか」と気持ちの違いからもパンチ力の強さに繋がっているという。
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