【ボクシング】木村翔「打ち合いの盛り上がりの中でKOを」=ダブル世界戦全員が計量パス
5月26日(日)中国・江西省撫州市で行われるWBA世界ダブルタイトルマッチの前日計量が現地にて行われ『WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ』に出場するレギュラー王者カルロス・カニサレス(26=ベネズエラ)はリミットの48.99kgのところ48.95kg。挑戦者で元WBO世界フライ級王者の木村翔(30=青木/同級2位)は48.75 kgと一発クリア。
『WBA世界フェザー級タイトルマッチ』に出場する王者シュー・ツァン(25=中国)はリミット57.15kgのところ、57.05kg、挑戦者で世界2階級制覇を狙う久保隼(29=真正)は57kgジャストでクリアした。
木村は「ライトフライ級に落とすのはもっときついと思ったけど楽勝だった。明日までしっかりリカバリーすればコンディションはバッチリ。おかゆとうどんを持ってきた。チャンピオンも調子が良さそうだったし、いい試合になる。今回は挑戦者なので引き分けが許されない。できれば打ち合いたい。盛り上がる試合で流れの中で倒したい」と激戦の中でのKO勝利を期待させた。
カニサレスに勝ちWBAレギュラー王者になると、WBA同級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)との統一戦も見え期待が膨らむ。
カニサレスは日本で2度タイトルマッチを経験しており、1度目は16年大みそかのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチで5度目の防衛がかかった田口良一(ワタナベ)に引き分け、田口がドロー防衛に。もう一つは昨年3月に神戸で行われたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチで同級2位の小西伶弥(真正)に判定3-0で勝利し王座獲得。同年7月にマレーシアでTKO勝利し初防衛、今回が2度目の防衛戦となる。
一方、計量をパスした久保は「いつもと変わらず終わったと思った。このまま問題なく試合ができると思っている。 計量会場の前にケーキが並んでいたので早速食べようかと思ったけどさすがに普通に食事をとった後にしようと思う」といつものマイペースながら明日のコンディションを気遣った。元王者の久保、木村共に中国で王座奪取なるか。
【ピックアップ】
中国で世界二階級制覇を狙う久保隼、木村翔と同日世界奪取なるか
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