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【RIZIN】那須川天心の新たな相手は南米のキック世界王者「天心に世界は広いという事を教えてやる」

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2019/05/27(月)UP

対戦が決定した那須川天心とブランコ(左)

 6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催の『RIZIN.16』で行われる「ISKA世界フェザー級タイトルマッチ」にて、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)と対戦が予定されていたISKAフリースタイル世界フェザー級王者・アメッド・フェラージ(25=フランス)が5月22日に急遽対戦を辞退を発表。
 この前代未聞の敵前逃亡劇に運営のRIZINとタイトルを出すISKA(米国が本部のキックボクシングと総合格闘技の王座認定団体)は那須川の対戦相手を調整していたが、27日に新たな相手が発表された。

 那須川の相手はISKA世界バンタム級チャンピオンのマーティン・ブランコ(30=アルゼンチン/LA PALESTRA KBOX)。 身長は那須川と同じ165cmだ。

 この決定にISKAヨーロッパ代表のポール・ヘネシー氏はコメントを送り
「那須川天心とアメッド・フェラージの試合が突然中止されたことをRIZINと那須川天心にお詫び 申し上げます」と謝罪から始まり「対戦相手が変わるという不測の事態に見舞われましたが、ブランコ選手は気持ちの強い真のチャンピオンで、チャンピオンシップに相応しい戦いを見せてくれると思います。 また、わたくしもRIZIN.16で行われる歴史的なキックボクシングの世界戦にISKAを代表してこの試合に立ち会う予定です」とタイトルマッチに相応しい選手を用意したとコメント。

那須川は今年3月、アルゼンチン選手にハイキックでKO勝ちしている。

 また那須川と対戦するブランコの意気込みも届き「日本でISKAの王座をかけて那須川天心と戦える事をとても光栄に思う。天心との試合はお互いに一発を狙いにいく、スリリングな試合になるだろう。すでに天心の分析は終え、彼は丸裸だ。作戦もすでに立てており、私が勝ってベルトをアルゼンチンに持って帰ることになるだろう。もし、天心がそれを邪魔するつもりであれば、然るべき対応をすることになる。彼はまだまだ子供で世界は広いという事を教えてやる。」と先のヘネシー氏が言うように気持ちの強い選手のようだ。

 那須川は今年3月にRISEで同じアルゼンチンのフェデリコ・ローマ(Dojo Serpiente/WKN世界K-1ルール58kg級王者)に3RでハイキックによるKO勝ちを収めている。強気なブランコは那須川に対し果たして如何なる試合を見せることができるか。

■マーティン・ブランコ経歴
 ブランコは少年時代はサッカーに夢中だったが、17歳でキックボクシングを始める。アマチュア大会では13年にブラジルのリオデジャネイロで行われたWAKOサウスアメリカ54㎏級で南米王者、翌14年には母国のアルゼンチンで行われたWAKOパンアメリカン54㎏級でアメリカ大陸王者となる。
 その後、16年にWKFアマチュア世界大会でK-1ルールとフリースタイルルールで2つのタイトルを獲得。
 25歳でプロデビューするとKBOXサウスアメリカ大会での54.5㎏級優勝ほかISKAアルゼンチンバンタム級の王座に輝くなどアルゼンチンと南米大陸を代表するキックボクサーとなる。
そして18年11月に総合格闘技のリングでも戦っているチリ人のマウリシオ・ドノソとISKA世界バンタム級世界王座を戦い、判定勝利を収め頂点に立つ。回転力のあるパンチと前蹴りで相手を懐に入れさせない手数の多さで10戦8勝(3KO)の戦績を残している。

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