【RIZIN】髪を切った白鳥大珠「心配事は無くなった」、連敗中の山口裕人「一発当たれば倒せる」
6月2日(日)神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN.16』に出場する選手たちの個別インタビューが、5月31日(金)大阪市内で行われた。
第5試合に出場するRISEライト級王者・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)、WPMF世界スーパーライト級暫定王者・山口裕人(27=山口道場)の両名が記者会見に出席し、試合に向け気持ちを語った。
白鳥の格闘技キャリアは小学一年生から始めた極真空手がルーツになっているという。格闘技好きの父親に連れられて極真と寸止めの2つの流派の空手を体験し、最終的に自らの意思で極真を選んだ。2011年にキックボクシングでプロデビューし、2015年からはプロボクシングへ転向。日本ユースライト級のタイトル挑戦といったキャリアを積み、2018年にキックボクシングへの復帰を果たした。
極真空手時代にスイッチの技術を、ボクシング時代にパンチの技術とディフェンスを磨いたことを振り返り、過去の体験を現在の武器にできていると語った。
対戦相手の山口の印象を「客観的に面白い選手」と評価。殴り合い上等を公言する山口が打ち合いに来ることは間違いないと考え、打ち合うか距離を取るかの戦術は自分次第になると試合展開を予想した。
いつ戦術を決めるかという問いに対し、「明日向き合ってから決める」と語る白鳥。打ち合いも辞さないが、打ち合っているように見えて一方的に打ち込む「自分なりの打ち合い」に持ち込みたいと希望を口にした。
RIZINはテレビ放送もあり、他に類を見ないほど大きな舞台であることに対しては「特別な意識はしない」と語る白鳥。自分の戦い方ができれば十分に魅せられると自信を表して見せた。
モデル業のためか伸ばしていた前髪が、試合中に目はいってしまうことが”直近の反省点”だったが、その前髪を今週月曜にカットし、試合に向けた心配事は無くなった白鳥。剛腕・山口を相手にこれまで以上の自然体で試合に臨む。
対する山口はRIZINのオファーに対し「大きな舞台にまた出たいと思っていたので、話をもらった時は即答した」と、白鳥と対照的な回答。地元関西で開催される大会への出場を「応援が多く、自分が生きている道を友人に見せたいので気合が入る」と、RIZINへの出場、地元での開催を力に変えて戦うと意気込む。
白鳥の印象を「身長が高くてサウスポー、元ボクサーのイケメン」と、”キックの王子様”と呼ばれる白鳥のルックスも含めて高い評価。かねてから「男前が相手で一番嫌(笑)」と笑っていたが、実力面は「パンチがよけるのが上手い」と油断できない相手であると認識しているようだ。「打ち合いに付き合ってくれるかな?」と自分の土俵に乗らない可能性はあると予想しながらも、最終的には「当たるまで殴りたい。一発当たればそれで倒せる」と、避けられても得意のパンチでKO決着させる心構えだ。
「2連敗しているけれど、ここで勝てばチャラ」とこの一戦にかける山口は、地元の応援団の声援を背に”キックの王子様”を撃破することができるか。
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