【RIZIN】ブランコが2R KO宣言、那須川天心に「スピードで対抗する自信を持っている」
6月2日(日)神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN.16』に出場する選手たちの個別インタビューが、5月31日(金)大阪市内で行われた。
メインイベントの「ISKA世界フェザー級タイトルマッチ」でRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)とタイトルを争うISKA世界バンタム級王者・マーティン・ブランコ(30=アルゼンチン/LA PALESTRA KBOX)が試合への抱負を語った。
ブランコは那須川に対して「いい選手だと思いますけど私がノックアウトするつもりでここに来ました。準備をしてきているので、全方位で攻めたいと思います」と意気込む。那須川のことは以前から映像で見て知っていたという。
那須川と当初対戦が予定されていたのはISKAフリースタイル世界フェザー級王者・アメッド・フェラージ(25=フランス)だったが、5月22日に急遽対戦辞退を発表。この代役としてブランコに白羽の矢が立ったのだが、急なオファーで戦う準備はできるのかという記者の問いに「7月のアルゼンチンの試合に向けて練習していたので大丈夫」との答え。
ブランコはISKAのバンタム級王者だが、今回はフェザー級と二階級上、それに心配は無いかとの問いに「バンタム級やってますけど、フェザーで戦ったことはあり準備はできているので問題はない」とし、試合も「第1ラウンドで相手の様子を探ってそれをベースに2Rで決着つけたい」と早期KO決着を狙う。
得意な攻撃は「パンチを続けて打つこと。右ストレートと左のボディブローが得意。(那須川はスピードが速いがの問いに)彼のスピードに対抗する自信は持ってて、攻めて攻めて前に進む。彼を後ろに下げさせます」と始終自信を口にした。
一方那須川は個別インタビューでブランコについて「手数が多くて、上下左右の攻撃のレパートリーが多い印象です。でも穴はいっぱいあるので(相手の)攻撃に合わせていくことを試合中にやってみようかな」と余裕さえ感じさせ「コンビネーションの得意な選手の一発目、二発目に(カウンターを)合わせると相手もちょっと焦るので、そこは連打させず、もし連打されても避けてやろうと思っています」とブランコの連打を封じる構えだ。
那須川は早期KO決着は狙うが、それよりも、技の精度を高める練習をしてきたことから冷静に当てさせず当てる戦いをテーマに試合に挑む。
お互い身長は165cmだが、階級は那須川のフェザー級での戦いだけに体格的には那須川が有利。進化し続ける那須川に、ブランコは大どんでん返しを巻き起こすことができるか。
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