【レベルス】日菜太「キックのトップの一角を落としたい」ペトロシアンとの対戦も見据える
6月9日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.61』に出場し、第5代シュートボクシング(以下SB)日本スーパーウェルター級王者・坂本優起(34=シーザージム)と対戦する、REBELS 70kg級王者・日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)が、5日(水)所属ジムにて公開練習を行った。
日菜太は豪快なミット打ちを披露。序盤はワンツーを中心に打ち込み、後半はアッパーも折り混ぜジム内にはミット音が響き渡った。日菜太の身体はしっかりと絞り上げられ好調がうかがえたが、「この歳になるといい練習をするのが難しくなることが葛藤です。この試合をクリアして、前よりいい状態にしたいと思っていたのに体がついていかなくて」と不安感を抱きながらも練習をしている。
怪我についても「昨年の3月のチンギス・アラゾフ戦から試合をするたびに大きな怪我を負ってしまうということが問題で、前までは怪我したことはほとんどなかったのですが、この1年半の間にすごい怪我をして悩んでいます」とベテランならではの悩みを告白。
しかし「この年齢でも強くなっているところを見せたいです」と力強く語り、「試合を”年間で4試合”をノルマにしていた僕にとっては、2回しか給料日がこなかったということになったので、最低年間4試合できるコンディションを維持したいです」と今年は自身の身体に気をつかいながら戦う構えだ。
対戦相手の坂本に関する話題に及ぶと、対抗戦という面でも「向こうのモチベーションは高いと思います。僕に勝ったら美味しいですよね。自分が逆の立場だと燃えるので、今回は圧倒して勝ちたいです。普通にやったら負けないですけど、不安な部分は残っていますね」と圧倒宣言も飛ぶ出すも、不安要素は拭い切れないようだ。
日菜太はこの試合の後、8月の新体制となったKNOCK OUTで強豪選手ジョムトーンとの対戦が決定している。それをクリアーすることを視野に入れた上で、まだ日菜太自身目指すところはあるようで、「今のキックのナンバーワンは、ペトロシアンかシッティチャイなので、その一角を落としたいという気持ちはありますね」と更なる世界の強豪との対戦も見据える。
東京ドームでの戦いを前回のKNOCK OUTの会見でもアピールしたが「僕がアンディ・サワーに勝ったときもそうでしたけど、(東京ドームへの道は)言わないと始まらないですよね。言葉の重みっていうのはこの歳になって感じるようになりました。実現するために動くと、実現できると僕は信じています」と未だに試合を行ったことのない東京ドームへの想いを熱弁。
最後に、レベルスに良い若手選手が集まってきたことにも言及し「レベルスが全方位外交(レベルスに出ている選手は様々な団体で活躍)を繋げていくことで、レベルスがK-1さんと並ぶ大きな団体に成長すると思っています」とコメントし、自身は「(若手選手を)引っ張り上げていきます。まずは目の前の試合が一番です」とベテランとしての役割も自覚し、次戦に集中すると語った。
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