ボブ・サップ、引退試合を計画「曙と戦った時のようなインパクトになる」
6月7日(金)東京・有楽町にある日本外国特派員協会にて、タレントで格闘家のボブ・サップ(45=アメリカ)が「日本におけるエンターテイナー活動」について講演を行なった。
サップは「日本は海外の人材を売り出す力に長けている。私はいちフットボール選手だったが、日本に来て爆発、K-1に上がって一躍有名選手になった。日本はテクノロジーでも世界の上に行ったが、日本は普通の外国人を一段上のレベルに持ち上げて世間に出して行く。こういうことに対して非常に長けていると思う」とスピーチ。
公演後の質疑応答で、今までで一番クレイジーだった企画を聞かれると、格闘技としては相撲を挙げ、勝つことはできなかったが、『朝青龍に相撲で勝ったら1000万円』の企画や、他には象と相撲をとる企画など、オーバーアクションを交え和かに答えていた。
更に格闘家としての今後の予定について聞かれると
「実は今、詳細は発表できないが、近い将来大きな企画があるんだ。それは明らかに私のラストファイトになるだろう。自分が曙と戦った時のようなそのくらいのインパクトになると思う」と引退試合の計画があることを明かした。
曙vsボブ・サップ。両者は2003年の大みそかに『K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!』にて対戦し、サップが1R2分58秒でKO勝ち。この試合はTBSで放映され瞬間最高視聴率43.0%を記録、NHK「第54回NHK紅白歌合戦」を超える快挙を達成した。2015年の大みそかにもRIZINで対戦しサップがTKO勝ちしている。
昨年9月のRIZINで元大相撲の大砂嵐に判定勝利。以降、格闘技の試合には出場していない。
計画中という試合の対戦相手について会場からは、日本人ですか? 那須川天心ですか?というツッコミが入ったが「いやぁ、今日は喋りすぎた」と笑ってごまかした。
サップの引退については昨年10月にRIZINの榊原実行委員長が、18年の上半期にサップの引退試合をRIZINで行うプランもあったが、引退する気は全くなさそうだったとコメントしている。サップの引退試合はどの格闘技団体でいつ、誰を相手に行われることになるか期待される。
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