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【ベラトール】堀口恭司のMMA史上初の2団体ベルト戴冠、あの人たちはどう見たか

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2019/06/17(月)UP

ベルト戴冠直後の写真を自身のSNSにアップした堀口(@kyoji1012より)

 6月14日(金・現地時間)に米国ニューヨーク州のマジソン・スクエア・ガーデンで開催された『Bellator 222』でのBellator MMA世界バンタム級タイトルマッチで王者ダリオン・コールドウェル(31=アメリカ)と対戦。判定3-0(48-47、49-46、49-46)で下し新王者となった堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)。

 堀口はRIZINバンタム級の現王者でもあり、これでMMA2団体王者となった。長いMMAの歴史の中でも、メジャー2団体同時王者は世界初の快挙。ベラトールはUFCに次ぐMMA団体だけに、米国メディアからも取り上げられるなど注目が集まっている。では、国内で長らくMMAをけん引してきたレジェンド、またトップファイターらは堀口の偉業をどう見たか。

 自身も現役時代にベラトールで活躍、現在はRIZINで解説を務める藤井惠さん(45)は堀口勝利の直後、自身のTwitterで興奮気味にツイート。
「ただの階級上じゃなくてアメリカのメジャー団体の
しかも階級上のチャンピオンですから。アメリカのメジャー団体という事は世界の中でのメジャー団体ですから。日本男子初なんです」

堀口の2団体同時制覇は米国メディアでも大きく取り上げられた

 また、RIZINを主戦場とし、米国MMAメジャー・UFC参戦のキャリアを持つ川尻達也(41=T-BLOOD)も試合当日、ウェブサービス『note』で「堀口恭司選手Bellatorバンタム級のベルト奪取。歴史的快挙の裏で思うグラップラーの戦い方」と題するコラムをアップ。
 堀口の2団体同時王者達成に、まず「凄いことです。歴史的快挙」と称え、さらに「地上波の臨時ニュースで画面上に出てもいいくらい。今夜のスポーツニュースや明日のスポーツ新聞で一面になってもいいくらいの快挙」と、堀口が達成したことの意味を解説した。

 試合内容については現役選手ならではの視点から、最近のMMAのジャッジの傾向を分析、自分を含めグラップラーが勝つために絶対的に必要なことなどをあげた上で、ジャッジや技術など進化の早いMMAの世界で、「自分も置いて行かれないように日々研鑽していく」と決意を新たにした。

 同じく『note』で「ベラトールのRENA選手と堀口選手の試合記事。青木の視点ではこう見えた!」とのテーマでコラムを公開(一部無料)したのは青木真也(36=パラエストラ東京/Evolve MMA)。
 キャリアが交錯したことがないため「堀口選手の試合にそこまで感情移入できていない」ものの、「アメリカのメジャー団体でタイトル戦をするのはすごいこと」と、今回のタイトル戦の意義を語ると、「堀口選手の競技レベルが日本格闘技市場ダントツなのは異論ないだろうし、彼よりもよい格闘ドラマを見せる人はいても、彼よりも仕上がりのいい格闘技技術を見せる人はいないでしょう」と、青木らしい明快かつオリジナリティあふれる筆致で堀口のファイターとしての実力、魅力を解説した。

 国内外が認めるトップファイターらも興奮させた堀口の快挙。2本のベルトを手にした自身のInstagramへの「いいね!」はすでに3万オーバー、歓喜の瞬間をとらえた1枚などオフィシャルサイトでの写真公開も話題を呼んでおり、その熱はしばらく冷めそうにない。

 

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