【RIZIN】北岡悟の再起戦は元UFCジョニー・ケース、キックルールは渡部太基vsケビン・ロス
7月28日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催する『RIZIN.17』の追加対戦カードが発表された。
第8代DEEPライト級王者・北岡悟(39=パンクラスイズム横浜)の再起戦が決定。MCCライト級王者の元UFCファイター、ジョニー・ケース(30=アメリカ)と対戦する。
北岡は2000年10月にパンクラスでプロデビューした大ベテランで、2009年1月に五味隆典に一本勝ちして戦極ライト級王座を獲得。2013年4月には中村大介に判定勝ちしてDEEPライト級王座を奪取し、昨年10月に武田光司に敗れるまでに4度の防衛を達成した。RIZINでは今年4月に柔術王者ホベルト・サトシ・ソウザにグラウンドパンチでTKO負け。ライト級GP出場権獲得に向け再起戦に臨む。
対するケースはアメリカのMMA団体MCCで活躍。13年にはMCCライト級王者となり、14年からはUFCに参戦。4連勝を飾るなど、第一線で通用する実力を見せてきた。23勝のうち15勝が打撃による勝利、さらに14勝が1R勝利と速攻を身上とし、その派手な試合展開から“ハリウッド”の異名を持つ。昨年大晦日にはRIZINへ初参戦。矢地祐介の右目尻をカットし、1RTKO勝利を収めている。ケースは今回の試合に際し、「フィニッシュするファイターとしての地位を確立するためにも、自分がRIZINグランプリ優勝最有力候補だ と証明するためにも、過去に様々な強敵を倒してきている北岡の様なレジェンドは最適の相手だ」と意気込みを語っている。
キックボクシングルールでは、ケビン・ロス(38=アメリカ)vs渡部太基(31=TEAM TEPPEN)の一戦が決定。
ロスはアメリカムエタイ界の先駆者で、元Bellatorキックボクシングフェザー級王者。2018年にFIDAMムエタイ世界 ウェルター級王者の獲得を皮切りに、WBCムエタイウェルター級アメリカ王者、WBCムエタイインターナショナルスーパーライト級王者、UMF Proナショナルウェルター級といったタイトルを立て続けに獲得。2016年からBellator キックボクシングに参戦し、2017年9月にドメニコ・ロムルノを判定で下してフェザー級チャンピオンとなる。戦績は59戦45勝(143KO)14敗。「魂の暗殺者」の異名を持つロスは、「私は日本という国の歴史と文化に深い尊敬の念を抱いている。ベラトールキック代表として格闘技をリスペクトする日本のファンの前で皆が唸る様なパフォーマンスを見せたい」とBellatorを背負う意欲を見せている。
対する渡部は元WPMF日本ウェルター級、Krushウェルター級チャンピオン。2006年にデビューし、KrushやM-1、REBELなど数々の団体のリングに上がる。2018年8月にTEAM TEPPENへ移籍し、同年11月にRISEウェルター級王座決定戦へ出場。“ブラックパンサー”ベイノアと粘り強く戦うも、目の負傷によりタイトルを逃している。パワフルなパンチとハイキックを得意としているサウスポーで戦績49戦22勝(13KO)23敗2分。RIZIN.17で節目の50戦目を迎える渡部は「RIZINという最高の舞台で最強の相手と戦えることを嬉しく思います。RIZIN vs.ベラトールの流れがありますが、日本代表としてベラトールキックを迎え撃ちます。この試合で終わってもいい、 覚悟を持って挑みます」と語った。
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