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【ラウェイ】三冠王のキックボクサー・北野克樹が、過激格闘技に初挑戦

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2019/06/25(火)UP

蹴りの名手、NJKFの北野克樹がラウェイ参戦

 7月25日(木)東京・後楽園ホールにて開催される『LETHWEI IN JAPAN 13 ~初志貫徹~』の追加対戦カードが発表された。

 ラウェイは、手にグローブではなくバンデージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。判定決着はなく試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。

 “地上で最も過激な格闘技”と呼ばれるこのラウェイに、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者・北野克樹(23=誠至会)が初挑戦。65kg契約で、トゥン・ナイン・ウー(ミャンマー)と対戦する。

前蹴りを顔面にぶち込む北野

 北野は左ミドルキックやヒザ蹴りをはじめ、ハイキック、後ろ回し蹴りなど多彩な足技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名も持つ。蹴りでのKO勝利も多く、昨年6月には九州のキックボクシングイベント『LEGEND』のワンデートーナメントで、全て蹴りによる1R KO勝利を収めている。また相手の顔を切り裂く鋭い肘打ちも得意とする。
 
 17年7月にNJKFスーパーライト級王者となると、同年11月には”怪物くん”鈴木博昭をはじめ多くの日本人に勝利しているタップロン・ハーデスワークアウトジム(タイ)に勝利。
 昨年1月にはWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座を獲得。今年の6月19日には英雄伝説64kg級全アジア王者・マサ佐藤を破り、ICO(国際チャクリキ協会)認定インターコンチネンタルスーパーライト級王座に就き、三冠王となった。

ラウェイの強者も得意の蹴りで仕留めることが出来るか

 対するウーはラウェイのビッグマッチでも多く勝利している強者。現在もベルトの懸かったトーナメントに参戦し、勝ち上がっている最中だ。

 勢いに乗る若き三冠王は、過激格闘技も”竜巻旋風脚”で制することが出来るか。

 また日本人のキックボクサー同士の一戦も決定。
 嶋田将典(22=Stay Gold)と西澤拓矢(SHIROI DREAM BOX)が61.5kg契約で対決する。
 嶋田はRISEのランカーで、20戦以上の実績を持つ。相手の西澤と共にラウェイは初挑戦。キックボクサーたちの中でラウェイブーム来るか。

<決定対戦カード>

▼65kg契約 
北野克樹(日本・誠至会) 
vs
トゥン・ナイン・ウー(ミャンマー)

▼61.5kg契約 
嶋田将典(日本・Stay Gold
vs
西澤拓矢(日本・SHIROI DREAM BOX
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