【RISE】チームドラゴンの新星・森香津眞、野球仕込みの強烈パンチで大物撃破を狙う
6月7日(金)に東京・後楽園ホールで開催される『RISE 133』。第7試合の第4代RISEスーパーライト級(65kg)王座決定トーナメント準決勝で、DEEP KICK 60kg級王者・山口侑馬(24=山口道場)と対戦するプロ4戦全勝の森香津眞(チームドラゴン)のコメントが主催者を通じて届いた。
森は、数々の名選手を輩出してきた前田憲作が率いるチームドラゴン所属で、K-1カレッジ 2016-65kg優勝、さらに2018年RISEスーパーライト級 新人王を獲得の実績を持つ。 昨年6月にデビューして以来連戦連勝で全てKOという驚異的なレコードを更新中。戦績は4戦4勝4KOだ。今回はキャリアでは上の山口に対してどのような戦いをするか注目される。
小学生の時、当時RISEで活躍していたマグナム酒井の指導の下で空手を2~3年経験、高校までは野球に打ち込んだ。その後、大学でキックボクシング部に入部したという森。
「高校の時にマグナム先生の応援でRISEを見に行く機会があったんですよ。それが自分でも格闘技をやってみたいと思ったきっかけです」と格闘技を始めた経緯を語る。
大学3年生の時にはK-1カレッジで優勝。それから、フィリピンに8カ月、ハワイに3カ月ほど留学した。
英語の勉強と格闘技が目的だったが「フィリピンはマニラに滞在していたけど、治安は相当悪かったですね。何回か夜に銃声を聞きました」と、刺激的な体験を語る。
「でも、現地ではマニー・パッキャオの練習を目の前で見る機会があったのですよ。今まで見た選手の中で『こんなに速くて強い選手がいるのか』とビックリしてしまいました。身長は低かったけど、ふくらはぎの大きさは尋常ではなかった。ボディガードが5人くらいいたので、喋ることはできなかった。一緒に写真を撮ってもらうことが精一杯でした」と、名選手との対面を今でも鮮明に覚えているようだ。
現在チームドラゴンでトレーニングを積んでいるが「(ジムを選んだ)決め手は前田(憲作)代表の指導力です。体験の時から「指導力が違う」と思っていたので」と師匠となる前田に絶対的な信頼を寄せる。その後プロ入りし連戦連勝し、「全部KOで来れるとは思っていなかった。いまは(自分のパンチが)当たったら倒れると思っています」と自身の拳に絶対の自信を持つ。
具体的には「パンチはどうやって当てるかを意識しています。タイミングですね。やっぱり野球をずっとやってきたせいか、体幹がしっかりしているのだと思う。そんなに思い切り力を使わなくても効くパンチを打てる」とパンチの質や出し方に関しても、野球仕込みのパワーを誇る。
今回トーナメントに出場することについては、「このトーナメントに出場する他の3選手は僕の何倍もキャリアを持っている人ばかり。しかも知名度も高いので、みんな僕がチャンピオンになるとは思っていない。世間の『誰だ! コイツは?』という見方を覆したい」とキャリア関係なくトーナメントの主役に躍り出ると語る。
山口との対戦は「やりたかったので、迷うことなく「やります」と答えました」と即答したといい、「まだ(対戦は)早いじゃないか」と言う声には「前田先生は年内にベルトを獲ろうと肩を叩いてくれる。自分もその気でいたので、今回のマッチメークも全然驚きはしなかった。自分はRISEを見て格闘技を始めました。そのRISEでデビューしたからにはRISEのベルトを絶対に獲りたい。このチャンスを逃さずに獲りにいきます」と必勝宣言し、王者となることを誓った。
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