【RIZIN】矢地祐介が朝倉未来とのツーショット撮影を拒否、更に遺恨を深める
7月8日(月)都内にて『RIZIN.17』、『RIZIN.18』の合同公開記者会見が行われ、2大会に出場予定のファイター18名が集結。それぞれが意気込みを語った。
7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.17』で、70kg契約のRIZIN MMAルール5分3R(肘あり)で対戦が決定している矢地祐介(29= KRAZY BEE)、朝倉未来(26=トライフォース赤坂)が揃って会見に出席。
矢地は2012年11月に修斗環太平洋ライト級王座を獲得、RIZINには2016年末から参戦し、昨年5月大会までRIZINで無傷の5連勝と波に乗っていたが、ここ2戦はKO負けと2連敗中。今大会に再起をかける。
対する朝倉は中学・高校時代は喧嘩に明け暮れ、前田日明が主宰する不良格闘技大会『ジ・アウトサイダー』、65-70kg王者となった。RIZINには昨年8月から参戦し、元修斗世界ライト級王者・日沖発、元修斗世界フェザー級王者・リオン武といったビッグネームから勝利。今年4月には矢地を破ったグスタボと対戦し、前歯を折りながらも無敗のグスタボに初黒星を与えた。朝倉は再び元修斗王者との対戦となる。
この両者は対戦決定から火花を散らし続けていた。今年6月の「RIZIN.16」で対戦発表があった際、朝倉は「(この試合は)俺にとってメリットがない。自分は66kgの選手で相手は70kg。間を取って68kgでやろうと打診したが、相手が拒んだ」と先制。
すると矢地も「階級が下で大した選手とやってない相手とやる俺の方こそメリットがない。負けた奴には未来はないので俺に勝ってから言ってくれ」と応戦。
その後もYoutubeで公開されるRIZINの公式ドキュメンタリー番組『RIZIN CONFESSIONS(コンフェッションズ)』においても、矢地が「コイツ陰キャ(根暗なキャラクター)なんだ」と挑発すれば、朝倉も「根本的に嫌い」と不快感をあらわにし、一触即発の緊張感は高まっていった。
今回の会見においても両者は緊張感を漂わせる。朝倉が「ごきげんよう」と、自身が配信するYoutube動画の恒例の挨拶から入ったのもつかの間、「陰キャの朝倉です」と、矢地が朝倉に発した悪口を引用。『RIZIN CONFESSIONS』の中で矢地が「空気を読まない」と手段を選ばず勝ちに徹するとした発言を引き合いに出し、「読んでも読まなくても俺とやるだけで盛り上がる」と軽く挑発した。
対する矢地は、これまで自身の持ち味としてきた軽快なキャラクターを封印。対戦への心構えも「(プロレス・格闘技雑誌の)KAMINOGEでもCONFESSIONSでもしゃべったので言うことはない」とバッサリ。試合展開について問われても「話すことも話せることもない」と不快感を隠そうともしなかった。
緊張感ただよう会見を終えると、矢地は朝倉とのツーショット写真撮影も拒否し早々に退席。遺恨を深めた今回の記者会見は、ただならぬ激突が予感される7月の決戦の前哨戦となったようだ。
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