青木真也は二人いる? 一瞬でプロレスラーからMMA解説者への変化に”別人すぎる”
7月15日、青木真也(36)の1日はハードだった。自身の当日のツイッターには「まずは練習に向かうぜ。練習→DDT→修斗解説。振れ幅がおかしい」と投稿。そして練習が終わり、大田区体育館へ。プロレスリングDDTの試合だ。
ゲイレスラーの男色ディーノとのワンマッチでは得意の関節技を披露するも、ディーノ独特の急所を掴みながらの攻撃であるニールキックや男色スクリューなど男色技に苦戦。
さらにディーノの催眠術でお互い手を握って音楽に合わせ踊り出すわ、ディーノが強引につかみかかってキスされるわで、MMAでの青木しか知らない人にとってはこの変わりぶりに驚いた人も多いだろう。最後は4R、スリーパーホールドでディーノを絞め落とし勝利した青木。終了後、数分で会場を去り、急いで後楽園ホールの修斗へ「遅れて行きます。たのんますよ」とタイムリーにツイート。
解説席に座った青木はMMAの世界トップ選手らしく、経験に基づき、深く、先を読んだ解説を披露した。先ほどのプロレスの姿とは別人。格闘技を見慣れている人にはいつもの青木の姿である。
彼の客観性にすぐれた解説は選手と視聴者の立場に立ちわかりやすく、視聴者のSNSの投稿では
「自身の経験や具体例などを交えて説明してくれる」
そして次の展開を解説して当たる姿に「まるで預言者のような解説」とも。
また、先ほどのプロレスと比較し
「青木真也は二人いる」
などの声もあった。
青木は試合2時間後に修斗の注目の6試合についてブログサービス『note』にレポートを掲載。選手と身近な青木ならではの視点で解説されている。この日のハードスケジュールをこなした青木は「一日全力で活動しました。達成感あります」とツイート。練習、プロレス選手、修斗解説、試合レポート作成、そして1日数回のツイートと信じられないようなハードスケジュールを達成して見せた。
青木の今後の格闘技の試合は今年9月11日のチャクリキ新宿FACE大会で元K-1ファイターのノブ・ハヤシとの異種格闘技戦が発表されている。
なお、青木が出場した昨日のDDTプロレス、修斗の解説はAbemaTVビデオの格闘技コーナーで見ることができる。
♢青木真也=1983年5月9日 静岡県出身。柔道と柔術をナックボーンに2003年にプロ格闘技デビュー、第8代修斗世界ミドル級王者、第2代DREAMライト級王者となり数々の名勝負を築いてきた。2012年からONEに出場し翌年にはONE FC世界ライト級王座についた。プロレスは2014年アントニオ猪木が主催するIGF(イノキゲノムフェデレーション)でデビュー。2018年よりDDTに参戦している。
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