【RISE】志朗vs元ラジャ王者に那須川天心”チーム日本”として2人で勝つ
7月21日(日)エディオンアリーナ大阪にて開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』の前日計量&記者会見が、20日(土)大阪市内で行われた。
セミファイナルの世界トーナメント「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Bブロック)準決勝」で戦う、元ラジャダムナンスタジアム スーパーフェザー級王者ルンキット・ウォーサンプラパイ(17=タイ/ウォーサンプラパイジム)は57.65kg、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(26=日本/BeWELLキックボクシングジム)は58.00kgジャストで計量クリアーした。
計量後の会見に登場した志朗は「前回の3月の試合から約4ヶ月間、ルンキット対策で練習量も練習内容も完璧と言って良いくらい練習してきたので、明日は楽しみにしていてください」と意気込みを語った。
サウスポーのルンキット対策として、タイで3週間ほど現役チャンピオンやランカーのサウスポーとスパーリングを行ったという志朗は、ルンキットの特長を「本当に、うまさだけの選手」と評する。
「そのうまさをどうやって崩していくのかが鍵」と、自身が勝つためのポイントは既に見つけている様子だ。
志朗がRISEルールで戦うのは3回目となるが、いちばんルールに合った練習法をやっと見つけられたといい「減量もすごくうまくいっていますので、明日は良い動きができると思います」と好調をアピール。
対するルンキットは弱冠17歳の現役高校生ながら、これまでに約200戦を闘い抜き、昨年10月にはタイ・ラジャダムナンスタジアムにて、かつて那須川天心を苦しめたロッタン・ジットムアンノン(タイ)にも判定勝ちしている強敵だ。
試合に向けて「もう私は戦う準備はできています。しっかり勝つ自信はあります。相手がどんなことをして来ようが、自分の技で必ず勝ちます」と自信満々に必勝宣言。
普段ライト級で戦っていることから、心配の声が多かった減量については「いい感じで落としたので問題ありません」。志朗の印象は「見ても特に言うことはありません。油断しなければ特に問題はないと思います」と、淡々とした口調で述べた。
志朗は今までの会見などで、決勝で那須川と戦いたいと明言してきた。
この会見でも、決勝では隣にいる選手(那須川)と戦いたいか、との質問が飛ぶと「(今回のトーナメント)-58kgだけ日本人が2人残っているので、半分以上は那須川くんが準決勝でスアキムに勝って、決勝でルンキットとやると予想していると思う」とファンの思考を分析。
その上で「予想を覆したい気持ちがすごくあるので、決勝は日本人選手同士でやりたいですね」と、やはり那須川との対戦を望むと答えた。
一方の那須川も、志朗との決勝戦に「やりたいですよね」と意欲を示す。
「本当に強いメンバーを集めたので、日本人が2人残るということ自体がまず、すごいこと」と、ムエタイ2大殿堂(ラジャダムナン、ルンピニー)の王者など強豪ばかりのトーナメントで、日本人2人が勝ち残ったことの凄さを那須川は強調し、「決勝で2人が当たることになると、日本の格闘技のレベルもどんどん上がっていると、さらに実感できると思います」と続けた。
また、今回58kgトーナメントの準決勝だけは日本vsタイという構図になっていることを挙げて「チームとして2人で勝ちたいです」と、まずは志朗とともに準決勝を突破することに狙いを定めた。
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