【RIZIN】扇久保博正の対戦要求に、元谷友貴「忘れていた」と天然返し
7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.17』に出場する選手たちの個別インタビューが、26日(金)都内で行われた。
第10試合にRIZIN MMAルール5分3Rで対戦する初代・第3代DEEPフライ級王者・元谷友貴(29=フリー)と修斗2階級制覇王者・扇久保博正(32=パラエストラ松戸)がインタビューに答えた。
この両者は、2014年10月の「VTJフライ級トーナメント」で扇久保が優勝した際、元谷へ対戦アピールを行ったことから因縁が始まった。その時には対戦は実現せず、その後も実現の兆しは見えなかったが、今年5月に扇久保が修斗世界フライ級王座の防衛成功時に、「RIZINでのやり残し」として再び元谷との対戦を直訴。それを受けたRIZINがマッチメイクを実現させ、扇久保の5年越しの念願が叶うこととなった。
改めて扇久保は元谷との対戦を「ずっと戦いたいと思っていた」と、熱望し続けていたと告白。「全て強い最高の選手」と最大限の称賛を送り、「負けた方が全部取られるリスクある試合になるので、ヒリヒリした試合を見せたい」と意気込みを語った。
それに対し元谷は「VTJの時に声をかけられていたのを忘れていた」と、扇久保から「変わっている」と評された天然ぶりを発揮。しかし「やりたい相手だった。相手(扇久保)も全局面で勝てると言っているので、(自分が得意とする)打撃で倒したい」と、難敵相手の一戦に意気込みを見せた。
元谷はDEEP、扇久保は修斗の看板を背負って挑むこの一戦。元谷が「DEEPとして勝ちたい」という意思を見せれば、扇久保も「修斗を背負って必ず勝つ」と意気込む。5年前よりも背負うものが大きくなっての一戦に、両者とも強い責任感を持っていることを感じさせた。
「倒しに行くスタイル」と打撃での決着を目論む元谷に、「間合いには自信がある」と空間を支配する狙いの扇久保。バンタム級における最上級の一戦は、どちらに軍配があがるか。
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