【K-1 KRUSH】”急所蹴ってない”中国側の提訴で再審、後日、中野から中国ワンの勝利に変更(試合動画あり)
7月21日(日)東京・後楽園ホールで行われた『K-1 KRUSH FIGHT.103』の第7試合、スーパー・ライト級の「中野滉太vsワン・ポンフェイ」の試合について試合結果の変更が8月9日に発表され、勝者だった中野だが、ワンの勝利に変更された。
これにより日本vs中国・7対7全面対抗戦は中国側の5勝2敗となり、日本側は差をつけられた形となった。
当日の試合結果は判定3-0で中野の勝利となったが、試合後にワン・ポンフェイが所属する「武林風」チームより、第1ラウンドに中野選手が転倒した際のレフェリングについて再審議を求める提訴があったという。これを受けてK-1 JAPAN GROUP審判部と主催者は再審議、協議を行った。
第1ラウンド1分14秒、ワンの右ミドルキックを受けた中野が転倒した際に、中野はローブロー(急所への蹴り)をアピール。主審はローブローとして、中野の回復を待って試合を再開させた。しかし、映像で当該箇所を再確認したところ、ワンのキックは急所には当たっていないと判断、中野の転倒は腹部へのダメージによるものという判断に至った。
ワン自身「1Rにローブローで注意を取られましたが、自分も経験が長い選手ですし、自分自身は金的を蹴ってないんじゃないかと思いました」と一夜明け会見で語っていた場面である。
この場面で中野はダウンを喫したこととして改めて採点が行われ、審判員3者のジャッジ結果により、判定0-2、ワン・ポンフェイの勝利に変更された。公式記録は以下の通りとなった。
伊藤久志審判員(東)
1R 8-10
2R 10-10
3R 10-9
計 28-29
山根正美審判員(南)
1R 8-10
2R 10-9
3R 10-9
計 28-28
三浦哲審判員(西)
1R 8-10
2R 10-10
3R 10-9
計 28-29
※いずれも左が中野(青)、右がワン(赤)とする
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