【K-1 KHAOS】”格闘代理戦争”メンバーがK-1選抜選手と7対7の対抗戦、武尊も激励「誇りを持って」
9月27日(金)東京・新宿FACEで行われる『K-1 KHAOS NIGHT.9』で、「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」が開催されることが決定した。都内で行われた記者会見にて発表された。
『格闘代理戦争』は、インターネットテレビ局ABEMA(アベマティーヴィー)」が格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリー番組。
今年4月から6月まで放送された4thシーズンでは、K-1の現役トップファイターが「監督」として参戦し、若きファイター数名を「ドラフト会議」で選抜。選ばれし“スターの卵”たちがK-1スターの個性的な指導のもと「団体戦」で激突し、優勝チームには賞金総額300万円と「K-1」出場が確約されるというものだった。
放送では、芦澤竜誠率いる「芦澤一家」、久保優太率いる「久保ファミリー」、皇治率いる「皇治軍団」、木村“フィリップ”ミノル率いる「木村組」の4組に加え、シードチームとしてピーター・アーツ率いる「ピーターズ」と、武尊率いる「TEAM武尊」、全6組によるトーナメント戦が行われてきた。
6月16日に行われた決勝戦では、「ピーターズ」vs「TEAM武尊」が戦い「TEAM武尊」が勝利、優勝に輝いた。
記者会見で中村拓己K-1プロデューサーは「(格闘代理戦争で戦い合った選手たちが)今度は一つのチームとしてK-1ジャパングループに乗り込んでくると面白いな、というテーマに沿って7対7の対抗戦を組みました」と説明した。
対抗戦で「格闘代理戦争」側に選ばれたのは、優勝した「TEAM武尊」から橋本実生(19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、岡嶋形徒(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の2名。それ以外のチームからは1名ずつが選出された。
「ピーターズ」からは目黒翔太(19=優弥道場)、「皇治軍団」からは北村夏輝(20=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、「久保ファミリー」から此尾昂希(Fighting Kairos)、「木村組」から榊原達也(WSRフェアテックス西川口)、「芦澤一家」からは稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)。全員がプロデビュー戦となる。
なお「K-1選抜」側は選考中で、対戦カードと共に後日発表予定。中村プロデューサーによるとK-1選抜側の選手は「多様なキャリアの選手を考えていて、この選手とこの選手が戦ったら面白いと思えるものや、(K-1アマチュア大会優勝同士など)キャリアが似たパターン、格闘代理戦争側が挑むようなパターンなど諸々調整して」決定するという。
会見は武尊も同席し「皆アマチュアなのに、プロ顔負けの白熱した試合を見せてくれた選手たち。プロでどこまで通用するか、皆すごく華もあるし楽しみです」と期待を寄せる。
代理戦争では”武尊二世”とも呼ばれ、怖いもの知らずにバチバチの試合を見せた橋本は「観客の人たちが興奮して立ち上がるくらいの殴り合いをします。誰よりも強いインパクトを残してKOします。すごい試合をして、町を歩けなくなるくらい有名になります」と意気込んだ。
準決勝戦で、満身創痍ながら衰えない闘志で評価を上げた北村は「俺が負けちゃったら代理戦争の質が落ちちゃうと思うんで、KOで勝ちたいです。プロになってからも気持ちと気合で戦っていく。キャリアも全然無いけれど、どんどん試合して皇治さんよりめっちゃモテるようになるんで、応援してください」と、皇治譲りの気合を受け継ぎながらも”師匠越え”を狙う。
熱くコメントする選手たちに、武尊も「K-1選抜の選手は、”プロの厳しさを教える”という気持ちで絶対来ると思う。格闘代理戦争の選手たちは、自分たちのやってきた戦いに誇りを持って、そこにぶつかっていってほしいなと思います」と激励した。
▶︎次のページは岡嶋形徒、此尾昂希、目黒翔太、榊原達也、稲垣柊のコメント
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・TEAM武尊が激闘を制して見事優勝、武尊「勝たせてあげたかった」
・皇治軍団が準決勝進出で武尊チームと対戦決定、両者が早くも挑発
・武居由樹、K-1世界最強トーナメントを全試合KOで制した独特なステップとパンチに迫る
・皇治、対戦相手が大岩龍矢で「ファンに謝りたい」、大岩「KO勝ちして黙らせる」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!