【KNOCK OUT】丹羽圭介、音楽家と作り上げた”無双ビート”で大月晴明を「ぶっ倒す」
8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』に出場するREBELS63kg級王者・丹羽圭介(35=TEAM KSK)が13日、都内で公開練習を行った。
公開練習ではヒラリヒラリと相手の攻撃をさばきながら、相手の打ち終わりに的確にローやパンチを返す。相手の制空権からギリギリ外れた位置に常に身を置き、スキを突いて大振りのフックなどを打ち込んでいった。
「先週で追い込みも済んで、あとは回復して”無双ビート”を体現するだけかな」と語る丹羽。
無双ビートとは丹羽のオリジナルな戦闘スタイルで「エッジを作らない、流れる水のような円のような動き。ビートを細かく刻み続け、無限に攻撃を当て続けていく」ものだという。
丹羽が「神雅氣(しんき)」という音楽ユニットと創り上げているという無双ビートスタイル。丹羽は「神雅氣さんとコラボする機会があって、その中の高谷秀司(世界的に活躍するギタリスト)さんが格闘技が大好きだったんです。高谷さんは人の動きや言動にはビートがあると言っていて、解析して(丹羽と)一緒にやろうよと」と言う。ギターやピアノのリズムの中で、相手の動きを体現した音を作ってもらい、それに合わせシャドウなどを行っている。
「トップファイターは皆(すぐれた)ビートを持っています。細かいビートの中でどこでも当てられる。メイウェザーしかり、ロマチェンコしかり」。公開練習のスパーリングでも「相手のリズムが空いている所はどこかなと探し、当てていました」と言う。
今回、丹羽は63kg契約(3分3R)の一戦で”爆腕” 大月晴明(45=マスクマンズ)と対戦する。
対大月戦に向け「鉄球が飛んできて、一発当てられたら終わりなんで。回避して無双ビートの中ぶっ倒します。(大月の”鉄球”が生きている)前半でいかに勝負させないか」と語る丹羽。
音楽には拍子(リズム)があり、拍子の数が大きいほどリズムが早くなる。丹羽は大月の攻撃リズムを「2拍子とか、頑張って3拍子。自分はそれを上回る4拍子や5拍子の中で動いているので、戦っていても『はいその動き知っています』『ここで入ってくるの知っています』となるでしょうね」と言う。
しかし「大月選手は一発の怖さがあるので、恐怖心とビートを感じられる自分の余裕があるか。そして大月選手のフェイントにかからないことですね。大月選手にも色んなフェイントや策があるので、いかに自分のビートの中で戦い続けるかが大事」とも語る。
スパーリングで出した、大月のお株を奪うような大振りフックについても「後半、大月選手のリズムがなくなる瞬間があると思うので、そこで思い切り当てたいなと思います」と狙っている。
「今回、大月選手を倒して、レジェンド枠を引き継ぐというのが一つのテーマでもあります」と語る丹羽。35歳になる丹羽は「同世代の30代や40代、大先輩の50代の希望や夢を叶えていきたい。年齢はただの数字。試合を見ていて『疲れてきてるな』とか『年だよね』とか思わせない最高のパフォーマンスを出していく。それを自分が体現し、証明していきたい」と意気込んだ。
丹羽がインスタグラムにアップした”無双ビート”コラボ
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