【K-1】世界戦出場の全選手が計量パス、林健太はハプニングに見舞われるもクリア
8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』出場選手の公開計量が、23日(金)大阪市内で行われた。
日本vs世界・5対5対抗戦の選手が次々計量をパスする中、第11試合「スーパーファイト K-1ライト級 3分3R 延長1R」に出場するK-1 WORLD GPライト級王者・林健太(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)は一回目の計量を63.0kgで契約体重の62.5kgから500gオーバー、パンツを脱いですぐに再計量に臨んだが62.85kgと350gオーバーで再び計量失敗した。
当日15:30が計量時間のリミットとなる中、会見途中で三度目の計量に臨むと62.1kgの400gアンダーでクリアしてホッとする表情が溢れた。
試合直前は実家で体重を調整していた林。ところが何と実家の体重計が壊れていたため、計量オーバーしてしまったという。計量パスできないと、おろしたてのクロコダイルスーツを会見でお披露目できないことで怒られるのが一番心配だったと話し、会場は笑いに包まれた。
「過去最高に減量もスムーズだったんですけど、お父さんとお母さんをキツく叱っておきました」と続けざまに会場を沸かせ、仕上がりも万全と話す。
対戦相手のデニス・デミルカプ(19=トルコ/ Elite Training Center/Team Elite)は61.8kgと700gアンダーで一発クリア。林の計量オーバーについて聞くと「全然気にしていない」とし、「たくさん練習してきたので、明日の試合の準備は万全です。明日は楽しみたいと思う」と意気込みを語った。
時折、目線を合わせにこやかに話す両者だったが、「いっときの大阪を楽しんで倒れてください」と、林がKO宣言をすれば、デミルカプは「明日彼の顔は変わっていると思う」と激闘を予告。火花散る舌戦を展開した。
以下、その他世界戦に出場する選手のコメント。
▼第10試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R 延長1R
野杁正明(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
「いつも声が出ないんですけど、今回は声が出ます。調子がすごくいいです。高校生の時にオランダ修行に行って、その時にメジロジムに一週間ぐらい練習させてもらって。アンドレ・マナートさんが会長ということで(野杁のことを)覚えてないと思うんですけど、しっかり倒してこんだけ強くなったというところを見せたいと思います」
サミ・ラミリ(23=スイス/Mejiro Gym Amsterdam)
「K-1という素晴らしい舞台で試合ができることを大変嬉しく思っています。自分はこの試合のために準備万端でやっています。野杁選手も準備万端と思いますので試合を盛り上げましょう」
▼第9試合 日本vs世界・5対5 -68kg契約 3分3R 延長1R
大泉 翔(28=日本/昇龍會)
「もともとボクシングやってキック2戦目でこの大きい舞台、大阪のK-1に呼んでもらってありがとうございます。関西の人間みんなミノル選手に倒されてるので、この大阪の地で倒してやろか思ってるので、よろしくお願いします」
木村“フィリップ”ミノル(25=ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)
「調子はいいです。どうなるかわからないけど調子はいいです。明日は僕の記憶にも、みんなの記憶にもずっと残る試合ができたら幸せです。応援してください」
▼第8試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R 延長1R
城戸康裕(36=谷山ジム)
「大阪ありがとうございます。ずっと2年間67.5kgでやらせてもらってたんですけどよく落ちたな、と。今本当に思います。70kgでもきつくて、よくやってた。今まで2年間は小旅行だと思ってウェルター級でやらせてもらってたんですけど、20歳から70kgでやってるのでもうこのままずっとやっていこうと思ってるんですけどね。軽く大阪大会出ますよっていう感じで言ってたんですよ。もともと決まってた相手が出れなくなって彼が決まった。ちょっと待って強い、と。そういう意味じゃない、と。サクッと勝って普通に夏を楽しむんだ、みたいなこと話してたんですけど、彼は強いです。皆さん、優しく温かい目で見てもらえたらありがたいです」
アントニオ・ゴメス(30=スペイン/MTK Marbella)
「この素晴らしいリングに立つために16年間格闘技を頑張ってきています。そのために準備万端で日本に来ることができました。(城戸の言葉を受けて)城戸選手色々言ってますけど、試合に向けての準備ができていることを願っています。自分もこの舞台に立つことを夢見てきたので一緒に頑張りましょう」
▼第7試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R 延長1R
愛鷹 亮(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
「まず大阪のK-1に出させていただけるということでありがとうございます。強い選手ですけど、自分もいっぱい練習してきたので最後まで気持ちを切らさずやってきたことを全部出して、日本人で彼の膝を(リングに)つけさせたことがないので、その一番手に自分がなろうと思っています」
シナ・カリミアン(31=イラン/WSRフェアテックス・イラン)
「まず大阪市民に挨拶します。私は大阪にきて、大阪でも勝って大阪の皆さんをファンにしたいと思います」
☆8.24 K-1 WORLD GP 2019 JAPANの全対戦カード、イベント情報はこちら
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