【K-1】メインを飾った皇治、他団体への挑戦見据え「チャンスをください」
8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』のメインイベントに出場し、大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に延長ラウンドの末、判定勝利した皇治(30=TEAM ONE)が試合後の会見に登場。
1ラウンドから半年前の大阪大会、武尊戦を彷彿とさせる殴り合いを展開し辛くも勝利した皇治だったが、実際に戦った大岩は予想どおりの相手だったと評価する。パンチ力もあり苦戦を強いられたが、大阪大会のメインという責任感が皇治の背中を後押しした。
判定は僅差で皇治を支持。大岩はその結果に怒りに近い不満を漏らしていたが、皇治は「何とも思わない」と判定結果に一切の不満はない。
武尊戦の実現をはじめ、勝ち方よりも勝つことを優先してK-1の舞台を這い上がってきた皇治にすれば「勝ちは勝ちなので。勝ったもんが強いので、この世の中」という発言はごくごく自然だ。
判定が皇治に傾いた要因を分析すると「意地ですかね」と、一言。一方で「気持ちで負けない、器の差が出たかなと思いますね。打ち合いをして試合は一番盛り上がったと思いますけど、KOも見せないといけないのでまだまだ自分の課題だと思ってます」と悔しさもにじませた。
試合後、リング上で他団体への挑戦を表明した皇治。K-1の現王者たちはK-1を守る立場にあり他団体に出ることはできないため、K-1王者ではない立場にあって大会のメインイベントを飾れる唯一の存在である自分がK-1を背負って挑戦する義務がある、と決意を語った。
最後にファンへのメッセージを求められると「挑戦し続ける景色を見せたい。チャンスをください」と、更なる挑戦と諦めない姿勢を示して会見場を後にした。
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