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【K-1 KRUSH】K-1無敗の新鋭・横山朋哉に朝久泰央「100戦無敗だろうが勝つ」

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2019/08/26(月)UP

K-1無敗の新鋭を迎え撃つ朝久泰央「100戦無敗だろうが勝つ」(C)M-1 Sports Media

 8月31日(土)東京・後楽園ホールにて開催される「K-1 KRUSH FIGHT.104」に出場する朝久泰央(21=朝久道場)、横山朋哉(19=リーブルロア)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 K-1グループ無敗を誇る横山との対戦が決まった朝久。「会場で生で試合を見ることもあったが、勢いもテクニックもあって上手い選手」と評価。その上で「今まで横山選手が戦ってきた中で僕レベルの選手はいない。横山選手が勝った相手なら僕も全員勝てる」と無敗のレコードに意味はないことをアピールした。

 朝久はK-1・KRUSHで活躍する兄・裕貴と共に、父が指導する朝久空手を学び育ってきた。朝久空手の特徴は「戦績がよい相手の方が強さを発揮する」ことにあるという朝久は、「50戦無敗だろうが100戦無敗だろうが勝つ自信がある」と絶対的な勝利を確信しているという。

朝久空手をベースとする独特の間合いでKRUSHスーパーフェザー級トップ戦線に君臨する朝久(右)は2017年には大岩龍矢にも勝利

 今年2月に”石の拳”レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)の復帰戦の相手を務め判定負けを喫するも、5月には山本直樹(優弥道場)相手に完勝して見せた。

 実はこの山本戦、「試合前の旋風脚パフォーマンスで転倒し足を怪我してしまった」という状態だったことを暴露。勝ちに徹する試合内容になってしまったと反省を見せたが、「旋風脚はトレードマークなので、これからは転ばない程度にやります」と茶目っ気を出す余裕を見せた。

 朝久自身も21歳と若いファイターだが、横山は未だ10代。自分より年下のファイターの出現に「若い!と思った」と驚きを見せた朝久だが、その上で「徹底的に痛めつけて、二度と朝久とは試合をしたくないと思わせて勝つ」とK-1無敗の新鋭への圧勝を宣言した。

K-1グループ4戦4勝3KOの新鋭・横山朋哉がトップ戦線に殴り込みをかける(C)M-1 Sports Media

 対する横山は、朝久との試合が決まったときに「やっと来たか!」とチャンスの到来に胸を躍らせたという。KRUSHスーパーフェザー級戦線トップの一人である朝久との対戦を迎え「中々上の選手と戦えるチャンスはないだろうなと思っていて。今回のオファーが来たときは本当にうれしかった」と喜びを見せた。

 朝久は朝久空手をベースとする独特の間合いを持つ選手。他に見られないファイトスタイルの相手に「ちょっとやりづらいなというのはある」と感じるものの、「必ず打ち合って勝ちたいと思う」と朝久のスタイルに惑わされずに真っ向勝負を挑むと宣言した。

爆発力のあるパンチを武器に朝久に挑戦する横山はアップセットを起こすことができるか

 横山もまた兄と共にK-1グループのリングで戦う兄弟ファイター。兄・巧も翌月のKRUSH 9月大会への参戦が決まった。「兄弟ファイターは本当に多いので負けていられないと思う」と、朝久を含む他の兄弟ファイターへの対抗心を燃やす横山。「兄弟で出るとお互いのモチベーションが上がる」と、自身だけでなく横山兄弟として活躍するという目標も語った。

 ここまでK-1グループ内では全勝のレコードを誇る横山。これまでにない大きな山である朝久との大一番を迎えたが「年も近いし負けていられない」と臆する様子はない。「若手なりに必ず倒して喰ってやる」とのし上がる意欲を見せる横山は、朝久撃破をきっかけにトップ戦線への殴り込みを狙う。

☆8.31 K-1 KRUSH FIGHTの試合順・対戦カード、イベント情報はこちら

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