【K-1】王者カリミアンを一撃KOの愛鷹亮 ”彼にベルトは似合わない” タイトル獲りに意欲
8月24日(土)に開催された「K-1 WORLD GP JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」の一夜明け会見が25日(日)大阪市内にて行われた。
第7試合の「日本vs世界・5対5」に出場した愛鷹亮(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が会見に登場。大会最大のアップセットとなった一戦を振り返った。
対戦相手のK-1クルーザー級王者シナ・カリミアンと向かい合った時の心境を「すごく身長差もあってプレッシャーを感じた」と、身長2メートルの大巨人から受けたプレッシャーを語った。しかし「日本人で倒せるのは自分しかいないと(KRESTの渡辺)代表にも言われてましたし、自分でもそう思っていた」と必勝の覚悟を持って試合に臨んでいたことを明かし、語り草となる一撃KOを呼び寄せたことを明かした。
試合展開については戦前から「あれだけ身長差があると、懐に入ってフックを当てていかないと倒すのは難しい」と予想していたこをを明かした愛鷹。
今後は自身の最大の長所であるパンチを活かすために「(パンチを)当てるための小技をもっと練習していく」と、早くもささやかれている再戦に向けての準備を行うことを明らかにした。
試合後に不服な表情を見せ、なかなかリングを降りようとしなかったカリミアンの態度について愛鷹は「前日計量の時に目を見たらすごく澄んだ目をしていて、優しそうな人だなと思った」という印象を持ったことを明かしたが、「ちょっと見当違いだったみたい」と王者の態度にがっかりしたことを暴露した。
「タイトルマッチだったらカリミアン選手のモチベーションも変わってくる」と、試合に臨む姿勢に油断があった可能性も示唆しながらも、カリミアンの王者としての品性に疑問を投げかけ、「彼がベルトを持っていてはいけないと思う。だから僕がベルトを獲る」とカリミアンに王者のベルトは似合わないと話し、前人未踏のK-1重量級王者へ挑戦する意向をしめした。
試合後は知人からも多くの祝福をもらい、SNSのフォロワーが急増したという愛鷹。「『感動しました』とか『力をもらいました』とかうれしいコメントをいっぱいもらって、自分のやってることで知らない人たちにもこんなに影響を与えられるということが、すごくうれしかった」と勝敗以上に多くの人々に影響を与えたことに喜びを見せた。その上で「日本人でも重量級で通用するんだということを証明して、もっとみんなに少しでも力を分けられたら」と決意を見せた愛鷹は、近い将来に実現するであろうカリミアンとのタイトルマッチにも必勝の覚悟で臨む意欲を見せた。
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