【K-1 KRUSH】下克上宣言の壽美に北欧の女王ノットソンが覚悟を要求=前日計量
8月31日(土)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.104』の前日計量が、30日(金)都内にて行われた。
第7試合K-1 KRUSH FIGHT女子-52kg契約/3分3R・延長1Rに出場するIFMA世界女子フライ級王者ヨセフィン・ノットソン(23=スウェーデン)と、壽美(ことみ/23=NEXT LEVEL渋谷)が計量に臨み、ノットソン、壽美は共に51.7kgで計量をクリアした。
計量を終えたノットソンは会見に臨み、「体も気持ちも充実している。相手が誰であろうと全て出し切る練習をしてきたので、明日はそれを見せたい」とコンディションの良さをうかがわせた。
KANAと1勝1敗の互角の勝負を繰り広げK-1女子でトップランクに位置したことを「理想としていた追われる立場になれた」と喜んだノットソン。今回は自身が築いたポジションを奪いに来られる一戦となることに触れると「私にとって全ての試合が世界大会決勝を戦う気持ち」と微塵も油断しない姿勢。「壽美選手もその覚悟でリングに上がってもらわないといけない」と、壽美へも覚悟を要求する一幕もあった。
対する壽美は、K-1アマチュア女子Bクラス で優勝し、プロ8戦 6勝(2KO) の実績がある実力者。事前のインタビューで「自分の理想」と高く評価したノットソンとの一戦を明日に控え、師匠であるグレイシャア亜紀と「理想を超える練習を100%してきた」とノットソン対策に自信を見せ、「とにかくやりきりました。倒すとか倒さないとか考えておらず、勝ちに行く試合をしたい」と女子トップのノットソンへの下克上を宣言した。
気持ちの強さを一番の売りとしてきた壽美は、事前のインタビューでは「これからはそれだけじゃ勝てないことは分かっている」と技術面の成長が必要という考えを示していた。しかし明日の試合に向けたトレーニングを重ねるにつれ、「自分の良さは変わらなくて、気持ちの強さ」と原点回帰。基礎力を高める訓練を行った上で、最強の武器は”気持ち”であると自覚したという。
この一戦を機にK-1女子トーナメントの開催への機運が高まることも予想されているが、両者とも今回の会見では「目の前の試合に集中して力を出し切る」と口を揃え、明日の一戦に懸ける思いを見せた。
☆8.31 K-1 KRUSH FIGHTの試合順・対戦カード、イベント情報はこちら
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