【RIZIN】ゴールデンタイム中継に向け榊原CEOが“総力戦”宣言
10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』の対戦カード発表記者会見が9月11日(水)都内にて行われた。
対戦カード発表の後、榊原信行RIZIN FF CEOが囲み会見に応じ、本大会の方針や今後の展開について語った。
本大会はRIZINにおいて初めて土曜日のゴールデンタイムに地上波放送を行う記念すべき大会になったと語る榊原CEOは、「フジテレビと協力し総力戦で当たる」と、追加カードもさらに豪華にしていく方針を明らかにした。追加カードの人選には、今やRIZINの顔となりつつある朝倉未来(27=トライフォース赤坂)、朝倉海(25=トライフォース赤坂)の朝倉兄弟に留まらず、9月に『RISE』で世界トーナメントの決勝に挑む那須川天心(21=TARGET/Cygames)、そして7月末の大会で朝倉海に衝撃のKO負けを喫した堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)らの名前が挙がった。
朝倉未来については7月大会終了後に「ライト級トーナメントへ参戦させたい」との意向を示した榊原CEOだったが、その未来のトーナメント参戦を「ファンの大半が望んでいなかった」と、SNS上で猛反発を受けたことを明かした。本人もフェザー級での展開を望んていたこともあり、「そんなにフェザーがいいならフェザーで勝負しろと。そうすれば逃げはない」とフェザー級での世界展開へ方針転換。未来の活躍次第ではRIZINにおけるフェザー級の展開も広がるという考えを示した。
同じくSNSでの反応が激しいのが、堀口の10月参戦についての意見。その多くが「年末まで休ませろ」というものだという。堀口本人の意向は「すぐにでも試合をしたい」と参戦希望。元々UFCでは多くても年に2試合というスパンだったためにRIZINへ参戦したという経緯もあり、「2か月に2回試合を組むのが彼のルーティン」という榊原CEOは非常に悩んでいるという。
堀口はコンディション面に問題は無く、精密検査も全てクリアしているというが、現時点では堀口のマネジメントサイド、トレーナー陣もゆっくりと休ませる方針。それに合わせRIZIN運営側も、年末に向けて調整する方針だという。ただし、今回の大阪大会は”総力戦”と語る通り最高のオールスター戦を組む意向であることから「いざとなれば電撃参戦はあり得る」と、わずかながら参戦の可能性は残した。
フェザーで世界に挑戦したい未来、自信満々で大みそかまで待たせておけないという海の”朝倉兄弟”の進出、RISEで世界一となった那須川など、強力なカードで「バラエティやお笑いなど他のジャンルと勝負をしていく」と語る榊原CEO。土曜の夜という強力な番組が並ぶ中、格闘技というジャンルで裏番組を超えていきたいと希望を語る。キャパシティ6,000人のエディオンアリーナに「これなら2~3万人は入ったね」というカードを詰め込むという榊原CEOは、「カード発表後にチケットを求めてももう無いので、騙されたと思ってチケットを買っておいて欲しい」と自信をのぞかせた。
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