【RISE】16連勝中の鈴木真彦、注目の王者対決に「派手なKOをお見せします」悲願の那須川戦もアピール
9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』に参戦する第7代RISEバンタム級王者・鈴木真彦(22=山口道場)。
鈴木は卓越したパンチの技術と強打でWBCムエタイ、DEEP☆KICK、HOOST CUP、INNOVATIONでタイトルを獲得。15年に那須川天心にKO負けして以来、現在まで16連勝中と快進撃を続けている。昨年行われた第7代RISEバンタム級王座決定トーナメントでは、決勝で結城将人(32=TEAM TEPPEN)をTKOで破り王座を獲得。今回は初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(たまる・とき/17=平井道場)との「王者対決」を迎えることになった。
7月の前回大会では、WKN世界フライ級(53.5kg)王者エマヌエル・テッティ・メニチェッリ(イタリア)を3度倒してのKO勝利を収めた。「倒せてよかったけど、あの声援と熱気はヤバかった」と振り返った。RISEでベルトを巻いて以来記念撮影やサインの回数が激増したという鈴木は、「うれしいけど、まだまだですね」と不満を漏らす。
その不満はファンに対してではなく、自分と戦いたいという相手が存在すること。今回も田丸側から「鈴木とやりたい」と言っていると聞き、「なめられている証拠」と憮然とした表情を見せた。この一戦について那須川天心が「7-3で鈴木が有利」と予想していることについても「7-3ではない。10-0」と、負けず嫌いな性格を前面に出し、「再戦したいなんて絶対言わせない」と圧倒的な勝利を宣言した。
その対戦相手の田丸については「那須川二世と呼ばれているし、現役王者」と一定の評価はするものの、「試合が終わったら『やっぱり鈴木は違うな』という感想で終わると思います」とばっさり。RISE現役王者対決とのあおりを受けることも「結構盛り上がっているようだけど、面白い内容にはならない。普通に俺が勝つ流れになる」と、圧勝を予言した。
最終的な目標は15年に敗北して以来ずっと追い続けている那須川天心戦。田丸戦を乗り越えれば「その先に那須川戦が続いていると信じたい」と、夢の実現に一歩でも近づきたいという願望を口にした。
インタビュー中、一度も対戦相手の名前を口にしなかった鈴木。対戦相手が誰であろうと、その先に見えるのは2015年以来の”神童”との再戦だけだ。「大阪以上の派手なKOをお見せします」と、悲願の那須川戦に向け、鈴木は結果でアピールしていくことを宣言した。
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