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【RISE】“大穴”から勝ち上がった白鳥大珠「1Rで終わる」と最短決着宣言

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2019/09/14(土)UP

決勝を迎える白鳥(右)は「いいイメージで行けば、1Rで終わる」と最短決着も想定

 9月16日(月・祝)幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』。-61kg級トーナメント決勝に臨むRISEライト級王者・白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 1回戦ではヘクター・サンチアゴ、2回戦ではセクサン・オー・クワンムアンを共に判定で退け決勝進出。ここまでの道のりを「自分が決勝に行くと予想をしていた人はほとんどいなかったと思うので、周りの予想を裏切るというか、そういう部分でも楽しい」と、言わば”大穴”扱いされていたことを楽しんでいたと語った。

誰も決勝進出を予想しなかった”大穴”扱いに「周りの予想を裏切るのは楽しい」

 白鳥はキックボクシングからボクシングへ転向し、その後またキックボクシングへ再転向してきた変わり種。2018年6月のRISE参戦から現在まで無傷の8連勝中だ。この快進撃の理由を「(ボクシング転向後に)2本の腕だけで戦うことで、攻撃面だけでなくディフェンス面も向上したんだと思います。ボクサーとやるとほとんどパンチは当たらないけど、キックボクサーだと当たる。相手のパンチをもらう気もしないですね」とボクシング技術の向上が大きく影響していると分析した白鳥。昨年大みそかの『RIZIN 平成最後のやれんのか!』でウザ強ヨシヤにダウンを奪われた以外、パンチのクリーンヒットは許していないという。

 改めて対戦相手の梅野源治(30=PHOENIX)の印象を「日本のムエタイをここまで作り上げてきた人。そういう選手とやれることはうれしいし、自分もここまで来たなという感じがします」とリスペクトを感じさせるコメント。しかし「そこで満足してはいけない。自分がもっと大きくなるためには、そういう選手を超えることも大事じゃないですか」と負けん気の強さも見せ、日本ムエタイ界の第一人者を乗り越える意欲も見せる。

白鳥は-58kg級で決勝に進出した盟友・那須川とのダブル優勝を目指す

 これまでの分析の中で梅野の弱点の一つに「サウスポー対策」があると見抜いた白鳥。「過去何試合か対サウスポーの試合を観たけど、反応が鈍いですよね。仮に梅野選手がサウスポーに苦手意識を持っていて対策をとって来たとしても、1か月程度の期間では無理。そんな簡単に対策を実行できるわけがないですよ」と、梅野攻略の突破口はサウスポー対策と見定めている。

 近づく決勝に向け、最後のイメージトレーニングにも余念がない。「自分の中でいいイメージと悪いイメージを考えたことはあります」と複数のパターンを想定している中で、「倒すならパンチ。いいイメージで行けば、1Rで終わる」と最短決着のシミュレーションも組みあがっている。それぞれのパターンで共通するのは「1Rが大事になってくると思います」と語る通りの”1R目の重要性”。数々の伝説を打ち立ててきた梅野をイメージ通り攻略し、白鳥は世界一の称号を現実のものとすることができるか。

☆9.16 RISE 全試合順・対戦カード、イベント情報はこちら

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