【K-1】18歳・近藤魁成が日本人無敗のピケオーに「弱点を突いて勝つ」
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜よこはまつり〜』の第2弾対戦カード発表記者会見が、9月19日(木)都内にて行われた。
「ウェルター級(67.5kg)スーパーファイト」でK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王者・ジョーダン・ピケオー(28=オランダ)と近藤魁成(18=大成会館)の対戦が決まった。
ピケオーは2015年に初来日し、佐藤嘉洋にKO勝利。K-1KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王者となった後に、史上最多の5度の防衛に成功。今年3月の「K’FESTA.2」では“新時代の怪物”野杁正明に終盤競り勝ち、前回は神保克哉に判定勝利している。これまで対戦した全ての日本人から勝利しており、日本人キラーとして活躍している。
対する近藤は現在高校3年生の18歳。K-1甲子園の-65kg級で2017・2018と前人未到の2連覇を達成した。今年5月にプロわずか4戦目でK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノルに挑戦し、ダウンを奪うも逆転KO負け。8月のK-1大阪大会では実力者の松岡力に圧巻のKO勝利を収めて再起を果たし、存在感を示した。
ピケオーは現K-1ウェルター級王者・久保優太とのタイトルマッチを熱望しており、今回で実現する予定であった。しかし久保が3月の防衛戦で眼下底骨折という負傷を負ったためタイトルマッチができるような状態ではないとしてキャンセル。よってこの1戦が決定した。
ピケオーは会見に出席できなかったため「今回の試合が久保とのタイトルマッチでないことは残念だが、気持ちを切り替えて決まった試合に向けてトレーニングしている。魁成のことは決して舐めていないし過大評価もしていない。ただ魁成には『心の準備はしておけよ』と言っておきたい。小僧と戦う男の違いを見せてやる」とコメント。
それを受けて近藤は「ここを勝てば3月(来年の3月にK-1さいたまスーパーアリーナ大会の開催が決まっている)に繋げれると思うので、K-1の世界チャンピオンになるために勝ちたいと思います」と高校生の内にチャンピオンになるという偉業達成へ向けて勝利宣言。
ピケオーに関しては「日本人に全員勝っていて、一番強い選手だと思っています」とやはり日本人無敗に記録を継続していることもあり強豪だと認識している。
そのような相手との対戦に怖さは無いのかと聞かれると「ピケオーと戦うということで、毎日怖い思いをしています。その分いい練習ができていて、試合までに恐怖と戦って試合当日勝てるようにしていきたいと思っています」と怖さを乗り越えて打倒ピケオーに燃える。
近藤の”勝てる”という自信はどこからきているのだろうか。それについては「(ピケオーの)試合映像を沢山見ていて、絶対に勝てないということはないので弱点を突いて僕が勝ったら一番面白いと思います。K-1を大きくするためにも僕が勝って盛り上げたいと思います。弱点については、言えないけど弱点を突いて勝とうと思います」と具体的な内容には言及しなかったが、弱点はピケオーにもあると断言。
最後に「僕は試合に勝つだけの選手にはなりたくないし、武尊選手みたいにスーパースターになりたいと思っています」とK-1のカリスマ的存在をこれから目指していくと宣言し、「この試合に限らず僕はずっとKOを狙ってるので、この試合もKOして大会を盛り上げたいと思っています」と前回同様KOで大会を盛り上げると言い放った。
●編集部オススメ
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